今週のこれだけは知っとこ ホテル・観光編 vol.04 Googleの注目情報
観光ニュース
Googleが担う観光・ホテルの予約
今年の初め、Googleマイビジネス内で、無料のホテル予約リンクを行えるようになりました。今回は、観光のアトラクションやツアーに関しても、OTA(Online Travel Agent:オンラインの旅行会社)経由ではない入り口の強化を行っているというニュースでした。
また、JTBも旅行体験の向上に向けた取り組みとして、アクティビティの予約に関するサービスの提供を開始したようです。
また、旅行者が重要視している点と、これからのGoogleの動きで重なっている部分があるので、要注目です。
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000222.000003373.html
上記と後述する関連ニュースから2つの意図が読み取れます。
①ホテルへの直販比率をGoogleとしても高めていきたい、もしくはGoogleマイビジネスやマップを利用して、サイトを横断しない直接予約を行いたい(アメリカ同様)
②「ホテル+体験」をセットで売り出していきたい
関連するニュースです。
①アゴダ(海外のOTA)でもホテル+体験プランを導入
アゴダでは国内向けではありますが、「体験などの特典付きの宿泊プラン」の販売を強化するために、新機能提供し始めました。
上記のニュースが画期的だと思う点が、海外のOTAがサービスを提供した点です。この流れが、他のOTAへも波及していくとすると、「魅力ある特別なプラン」を作っていく必要性が、さらに高まります。
②EUからGoogleホテルやフライトの検索表示に改善要求
https://iphone-mania.jp/news-385197/
今までのGoogleのホテル検索では、最安値だと思って選択したら手数料がかかり、思ったより高くなるケースなど表示料金に対して不安感がありました。
私もいち消費者として、使いにくいなと思っている点です。(また、画面遷移せずに予約できるようになればいいなと、思っている点でもあります)
ここをEU側に指摘されたと思うのですが、Google単体というよりも、OTA側の問題もあるのかなと思っています。料金の表示は、今後改善していくと思うので、今後のニュースを追っていきたいと思います。
例:Googleでホテルを予約する際には、下記の導線が考えられます。
①Googleで「地域名+ホテル」で検索。(人によっては、人気などのキーワードを盛り込む)
②品川+ホテルで検索されると下の画面になります。
③ホテルを選択すると下の画面になります。
④最安値を選ぶ、もしくは使い慣れたサイトを選んで予約を行う。
結論
「魅力あるプラン作り」と「直販への導線づくり」が、さらに重要になってくると思います。そのためにも、SNS、Google、WEBサイトを駆使したホテルのPRと予約の導線を見直していく必要があると思います。
今月は、Instagramに関する情報の発信も行っていきたいと思います。
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