比較級、最上級のお話 英語のお勉強
学校では、それぞれ何かと何かを比較した時、あるいはそのくくりの中で最も上に位置するものに対して使うと習いました。
er, estは短い、 more, mostは長い形容詞、福祉に使うと学習しました。
しかし、厳密には違います。英語の半分は元フランス語ですが、もともとフランス語の形容詞、副詞に対応するのがmore, mostです。だから、 chic(シックな、垢抜けした)と言う言葉は一母音しかない単語ですが、もともとはフランス語なので more, mostを使います。
同様にquiet(静かな)も more, most型です。ただし 、この言葉はer, es型もあります。
最上級につけなければならない、と習ったtheももちろんつけなければならない理由があるのです。最上級だからではなあいのです。そのくくりの中で「一番上」(とか下とか、良いとかなど)などで「一つしかないもの」と言うことでtheが必要なのです。
ほら、the sun, the moon には着きますよね。ただし、theの決まりとして、人の手で触れることができるものだけです。 hell地獄、 heaven天国、 society社会などには付きません。
こんなことを学校で教えてくれていたら、もっとわかりやすかったかなあ、なんて思ってしまいまいました。
この9月、法事で岡山に帰った時、いとこの息子が彼の子供(中学1年生)のことで話しに来て、彼が英語が嫌いになりつつある、どうしたものか、と言っていました。まずは息子さんと一緒に英語ゲーム、例えばカルタとかをしたら?と勧めたのですが。そして、とにかくほめてあげること、と言っておいたのですが・・・どうなったでしょうか。
息子さんはこれから高校まで言うと6年間もずっと英語はあるのに今つまずくと楽しくないでしょうね。
子供にばかり「勉強しろ」と言ってもなかなかだと思います。親が何かを一生けん命にしている姿、仕事がだめなら自分も学んでいる姿を見せるのが一番だと思います。だから、カードゲームなどしてちゃんと覚えていたらほめてあげるとか・・・大事だと思います。
ノルウェーで一つ学んだこと、向こうのお母さんたちは子供を(大人になっても)よく褒めます。何かといえば「賢い、うまくできた」と言っています。
しかし、いつもけなされるばかりでは面白くないと思います。褒めるということは大事だと学びました。皆さんはよく褒められた方ですか?私なんか、母から褒められた記憶がないような・・・です。
ノルウェーでのことです。あまりその言葉を言われるもんで、娘がその気になって「自分は賢い、Jeg er flink」と言ったらその場がシラーとなりましたが。そのフリンクという言葉聞こえてくるほど大して意味はないのか、と思った瞬間でした。