海外にtsunami津 波という言葉を初めて伝えたのはラフカディオ・ハーンだった
津波tsunamiはすっかり英語の単語の一つになっているようですね。欧米のメディアは Sumatra(Indonesia)沖で起こった自身によってひきおこされた津波を最初は tidal waveと呼んでいたようです。徐々にアジアのメディアに習って表現をtsunamiに替えていったようです。
tidal waveの tideはもともと「時」が原義であり、潮の満ち引きのことです。
そして、英米に初めてtsunamiと言う言葉を伝えたのはあの Lafcadio Hearnだそうです。
何年前だったでしょうか、ロンドンの自然史博物館に行きました。まさか、そこで東北大震災の収録フィルム、家が流されているシーンとかを見ることになるとは思ってもみませんでした。ぐにゃっと曲がったメタリックなごつい看板なども展示されていました。
日本て本当に自然災害が多い国ですね。台風typhoon、地震 earthquakeもあるし。そんな災害の話をし、おまけの福祉の貧しさを話したら 、義父に住めるようなところではないと言われてしまいました。もちろん、たっぷり反論しましたが。
多くの日本語が英語に取り入れられました。最近では『イキガイ』とか。トルコでもこの言葉のタイトルの本が売られていて驚きました。トルコ語に翻訳されていました。イキガイという言葉、英語もノルウェー語も一言ではないようです。
海外のドラマなどを見ると、日本語が英語の言葉として使われていてそのまま耳に入ってくるのが面白く響いたりします。「布団で寝る」とか、とにかく床の上にマットレスなどを敷いて寝る場合、そう表現していました。ノルウェーの友人宅でもそんな人たちがいました。
さて、海外の友人宅を訪ねて気が付いたことがありました。日本では畳の上、うまく使えば一部屋に何人でも寝ることができるような気がしますが、海外の家では何人まエでならお客として迎えられるかどうかはその家にベッドがそれだけあるかどうかで判断するということです。
私の実家なんて田舎の家で本当に夏なんか相当数お客さんがやって来ても雑魚寝できそうですが。今までで家に泊まって行った一番たくさんのお客さん数は何人でしょう?
我が家では、大阪富田林に住んでいた時、6人(そのうち2人大人)だか泊まったことがありました。2DKのアパートだったのですが、うまくできているなあ、と思いました。
それから、もう一つ気が付いたというか、面白い習慣だと思ったのはスエーデンの友人を訪ねると家の中のあちこちを案内してくれたことでした。ドイツでもそんなことがあったような気がします。
もう1件、博物館のお話です。数年前、松江のラフカディオ・ハーンの住居に行ってみました。夫がそこを訪れるのは2回目だったのですが、私は初めてでした。上の絵のような静かなたたずまいのハーン邸がありました。
ハーンが日本にやって来た頃、外国人と結婚した日本人がそんなに少なくもなくて驚いてしまいました。ハーンと節子の結婚は日本では国際結婚として192番目だったかと思います。
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