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終戦記念日 今日の日本をありがとう

お盆ですね。皆さんは帰省されましたか?我が家は今年も家であれこれ・・・です。
今夏は特に母の見舞いやらお葬式で何回も帰りましたので、お盆は家でです。どうせ来月は法事で帰りますので。

昨日は終戦記念日でした。。この日が来たら絶対に書きたかったことがあるのです。本当は昨日この記事をアップしたかったのジスが、時間切れでできませんでした。

毎年のようにお盆休みは海外に出かけていたのですが(コロナ禍以前のことです。コロナ禍に突入した夏も、大連に行くことにしホテルの予約も入れていたのですが、キャンセルしてしまいました。もう中国に旅することはないか、と思います)、その多くがタイか中国でした。3週間は滞在していました。

タイはそンあことはなかったと思います。問題は中国です。毎年、8月15日が近くなると、どんなに日本がひどいことをしたか毎日TVで流していました。ドキュメンタリーなどでは海外の一般人にインタビューして日本人のことを寄ってたかって悪者として話していました。

あるアメリカ人が「卑怯な日本人」などと言っていましたが、とにかく聞くに堪えない、見るに堪えない番組がえんえんと続いていました。

もっとも中国という国は年から年中、毎日、抗日戦争を題材にした番組(ドラマ)を流している国ですが。中国では8月15日は「終戦記念日」とはよびません。「勝戦記念日」です。

もちろん、日本が中国や朝鮮、その他のアジアの国々で何をしたかはちゃんと知るべきだとは思いますが、私が一番いやなのは同じアジア人、隣の国の人たちと友好関係を持とうとする態度が見えないことです。

日本のことだけをどうしてそこまで敵視するのか。

孫文はハワイに医師として留学しようとしていた時、ハワイを目の前に何人もの中国人がアメリカ人によって船から海に投げ捨てられたのを見て、国に帰り国のために働くことを決意しました。

魯迅もです。日本に彼は留学していたのですが、同様に自分の同胞がいとも簡単に切り捨てられ命を亡くしていくのを見て(これは日本人によってです)国に帰り国のために・・・と思いました。

アヘン戦争を仕掛けられたのはイギリス人によってです。

そんな歴史があるのに、どうしてアジア人は団結できずアジアの外の人とのきずなのほうを持とうとするのでしょうか。残念です。

少し話は変わりますが、夫のドイツ人の親友はノルウェーに住んでいました(夫の元同僚です)。奥さんは日本人です。定年後、国に帰って今はハンブルグに住んでいます。

戦争が終わったとき、彼はポーランドにいました。そのころポーランドの彼の家族が住んでいたところはドイツ領だったのです。

終戦で全部置きっぱなしで貨車に乗ってドイツに引き上げたとか。貨車の真ん中に子供(彼は当時子供だった)たちは座って、大人たちが周りに座り、子供たちを守ったとか。

横道に話がそれました。もうすぐ終戦から80年ですね。70周年の記念日では、ノルウェーでも大々的にパレードや祝賀パーティが行われたとかでした。

そして、そのドイツ人の友人曰く「皆、敵はどこにいるか知っていた」でした。
そういう時になると皆が彼はドイツ人だったこと、奥さんは日本人だったことを思い出すのです。なんか居心地が悪かった・・・人の視線を感じた、と言っていました。

ノルウェーでも、今もドイツのことを悪く言う人はいます。

オランダでも友人からドイツ人気質(いいことでなく悪い方の)について話されたことはあります。

しかし、とにかく、忘れなくていいから、前に進めるよう皆が努力するべきだと思います。

それとも人間の心の底には、人に対しては人種差別しかないのでしょうか。

人種差別という言葉は適していないかもしれませんね。

何か人より優位なものを見出して自分の方が上だ、と思いたい心、それです。

人間はいつまでたってもみな平等というわけにはいかないのでしょうか。

9日の長崎の式典にアメリカの大使は来なかった・・・するとアメリカ寄りの数か国の大使も来なかった・・・ただイスラエルを招待しなかったからという理由で。ということは彼らはイスラエルのしていることは正しいと思っている?イスラエルがパレスチナでしていることを止める気はない・・・ということ?

ノルウェー政府はパレスチナを国として認めました。すると・・・イスラエル政府は怒こって今ノルウェー品の不買運動をしています。

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