蜂蜜のお話
蜂蜜と言えば・・・まず、ハネムーンのことからお話ししましょう。
国と国とのいい関係、新婚旅行のことを言うときもこの言葉が使われます。
もともとハネムーンとはゲルマン民族が結婚後30日間、蜂蜜で作ったお酒を飲む習慣があったことに由来するそうです。
このmoonは空にある月ではなく、陰月の月のことで「はちみつ酒」と「(陰暦の)月」からこの合成語honeymoonが生まれたのだそうです。
ゲルマン期限の風習から生まれた言葉なのに、今この言葉が使われているのは英語だけです。
随分前のことですが、インドネシアの友人の娘が結婚した時(お相手はドイツ人でした)、式後、1週間は彼らのお部屋から出られない、缶詰め状態だと聞きました。
結婚に関しても世界様々にしきたりがあるものです。
少し横道にそれました。
他のゲルマン諸語では、ハネムーンにあたる語は別の表現を使っているようです。
例えば、ドイツ語ではlitterwochen だそうです。
flitterは金ぴか、虚飾のという意味で wocheは数週間という意味。
キラキラ輝いて見える夫婦も数週間たてばメッキがはがれるという発想なのでしょうか?
?????
ところで、タイ北部チェンライ近くの街に数泊した時のことです。
その町の名前は忘れてしまったのですが、アユタヤに負けないような興味深い遺跡があったことを覚えています。
そこのホテルでのことなのですが、毎朝、朝食にhoneycomb(蜂の巣のことです)で蜂蜜が供されました。
蜂蜜がたっぷり流れるほどでした。
各自1皿ずつ、おいしかったですよ。
ニュージーランドのハヌカ蜂蜜は、口の中に入れて眠っても大丈夫、歯にすごくいい蜂蜜だと聞きました。
甘いと言えば大変歯に悪いイメージがあるのですが、そんな蜂蜜もあるんですね。
いいというのでハヌカ蜂蜜入りの歯磨きを買ってみました。それにハヌカ蜂蜜も常備しました。岡山に山田養蜂場があるもんで、岡山に帰省するとついその店に寄ってしまいます。
のどがちょっと変、と言っただけでもハヌカがいいと言われましたので。
ノルウェーなんて、風邪?のどが変、などというとすぐに温めたミルクに蜂蜜を入れて飲みます。
プロポリスとかロイヤルジェリーとか、やはり効能があるのでしょうか。
母はロイヤルジェリーをずっと飲んでいました。おかげですっと風邪をひいていないと言っていました。病院に入院したこともなかったのです。104歳と長生きだったのもそのおかげでしょうか。
ところで、夫の日本語は時に子供の「かたこと」のようになるのですが、蜂蜜は「ハチミズ」だそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?