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スマートフォンはいつも目の前にある?うまく使いこなせてますか?それとも機械に使われてる?

皆さんは近頃のコンピューターの進歩についていけていますか?

もうずいぶん前にコンピューターは半年もたつと新モデルが誕生する、とか聞いたことがありますが、今はもっと速いスピードで進歩しているのでしょうね。

電話もスマートフォンにたいしてガラケイ、とか名前も様々に変わるものです。

何年前のことでしたか、10年くらい前になるでしょうか、旅先でのことです。1週間ほどの旅で5ホテルに宿泊しましたら、そのうちの2ホテルの部屋に無料のスマートフォンが備え付けられており、外出時には携帯して持ち出してもいいという嬉しいサービスがありました。

国内は無論のこと海外向けでも、どこに対しても電話をかけても無料と言うことでした。

そのうち、各々が携帯している電話も無料になることがあるのでしょうか。心臓病の患者さんなど発作が起こる可能性のある人にとってはそれは必需品のように思えます。

さて、ノルウェーではスマートフォンsmart phoneに対してガラケイはdumb phone(つまりスマートではない、おバカな電話と言うこと)と呼ばれています。それでもちゃんと使いこなせない人のことはどう呼べばいい?私、夫を含みます。

また、ノルウェーでは、今ではもう家庭でも固定電話は廃止されています。皆が持ち歩き出来る電話を、と言うことなのです。便利なのはわかるのですが、コンピューターも使ったことがない、家にもない高齢者たちにとってそれはどういうことなのだろうか、と思ってしまいます。郵便局も義母の家のちっかうに合ったのが亡くなって久しいです。隣の町まで投函しに行かなければならないのです。

それに、政府の取り決めでそこまでするのなら、電話機自体は無料くらいにしてはいかが、と思ってしまうのですが・・・。

日本も機械に弱い人は困っているようです。
先日、新幹線に乗っていて気が付いたのですが、列車の到着時刻など、今では一切アナウンスがありません。そのかわり席の目の前にあるキューアールコードをスマートフォンで読み込めばその時間に関しては分かると提示してありました。

バスの停留所なんかもそうですよね。キューアールコードを読み込めば、その時点で自分の乗りたいバスがどのあたりを走っているか分かるそうです。

便利な世の中ですね。しかし、機械が使いこなせて初めて「便利!」と言えるわけで、メカに弱い夫などはしょちゅうお手上げになっています。皆さんはどうですか?

数年前に、旅行支援と言うことで国内を旅すれば支援のクーポンがいただける、と言うものがありましたが、これもいつもそのままクーポンが使えるわけではなく、スマートフォンで何らかの操作をしなければならなく、一苦労しました。お店が閉まるぎりぎりの時間でお店の人(彼らも高齢者でした)もお手上げで「どうする?どうする?」でした。お店の外を通りかかった若い男性を呼び止めて力を貸してもらいました。松江の町だったかな・・・その節は本当にありがとうございました。

世界を旅行してもスマートフォン出なくても機械に使われてしまう状況はいくらでもあります。イスタンブールではバス、電車、なんでも乗り込むのにキャッシュではなくまずは機械に向かい合わなければなりませんでした。

ますます世の中そんな風になるのでしょうね。年寄りには優しくない世界です。

今、何も問題なく機械とともに生活している若い世代の人たちも後数十年すれば、またまた、新しいものが普通に使われるようになって、今の年寄りたちと同じ感慨を持つようになるかもですよ。しかし、どんな新しいものができあがるんだろう?


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