夫はスパイを演じた
と言ってもこれは映画のお話なのです。
映画のお話をするのは初めてだと思いますが、どうでしょう?
もう10年以上前になると思うのですが、実際は?
『スパイゾルゲ』という映画が製作され、国内の(国内だけだと思いますが、どうだったのでしょうか?)映画館で上映されていましたが見に行かれましたか?
我が家は娘も一緒にではありませんでしたが、見に行きました。この映画に出演していると言ったら入館料を安くしてくれました。
私の仕事先に国際的にさまざまな人脈がある人がいました。その方のつてエクストラの外国人が必要だとかで、夫に話がやって来ました。にぎやかなこと楽しいことが大好きな夫はすぐに出かけていきました。
2日間だけだったでしょうか、ロケーションが門司港であって(本当はもっと長かったのかもしれませんが、夫の出番は2日だけでした)すっかり楽しんできたみたいです。
ドイツからの俳優、女優さんとはドイツ語でお話をしたり・・・。
で、出番と言うと最後の方でもうゾルゲがスパイとして捕まってしまい自分たちも国外に出なければならないという追い詰められたシーン・・・。
とにかく門司港の駅で撮られたシーン・・・ご覧になった方もそんな細かいことは覚えていらっしゃるはずもないとは思いますが、長いコートに帽子をかぶったスパイの上役の役の夫はスパイを車(タクシーだったでしょうか)に乗せて逃がす・・・ほっとしているというシーンでした。
エキストラの役でもう一度映画に出たことがあります。2回目は韓国人監督の映画で確か『テノール』という題名だったと思います。2,3シーンにお医者さんの役で出てました。
これも3人で見に行きました。
スパイって今の世の中にもあちこちで暗躍しているのでしょうか。日本語で隠密とか様々な言葉があるなあ、と思ってしまいました。間諜とかいう言葉もあるし。
さてさて、親が親なら娘もで、下関でロケがある、エキストラを募集している、などどいうと出かけて行って『チルソクの夏』だったでしょうか、はっきり覚えていないのですが、その他大勢の一人として出演したみたいです。
ノルウェーでも映画は作られています。夫のお姉さんも若い時から何回も出演依頼があったようで面白おかしく話してくれていました。
一番、最近のは喜んで行ってみたら死体の役だったそうで、じっと動かず目をつむって寝ているだけ・・・それはそれでなかなか大変な役だったとは思います。息しているのが分かってはだめですものね。
まあ、そんな感じで兄弟そろってにぎやかな楽しいお祭り騒ぎが大好きなのです。
今年ももうすぐクリスマス、一年のしめは私が勤めていた仕事先のクリスマス会(市内で一番大きいと思います)に行き、乾杯の音頭をすること…このところずっとそれは夫の役になっています。
今年はどんなことをスピーチするのでしょうか・・・?