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クリスマスツリー もうクリスマスの話、早すぎますか?

11月のいつ頃でしたか、ドイツのクリスマスツリー市に行ったのを思い出しました。11月のドイツ日本同様にビュービューと風が吹きかなり寒かったことを覚えています。

どこへ時間は行ってしまったのでしょうか?もうすぐ12月です。

誰にとっても一年で一番楽しい時はクリスマスでしょうか。お正月と違って私たち日本人にとっても義務などはないですからただただ楽しめる気がします。

いつもの人たちとテーブルを囲む。
クリスマスンディナーのためにフォーマルドレスを着る。

ノルウェーの人たちがドレスを新調する可能性が一番大きいのはクリスマスかと思います。

フォーマルドレスと言えばヨーロッパでは今でも床丈のドレスです。

私も日本から絹の着物時で作ったドレスを持って行っていましたが、劇場に行くにもそのドレスに袖を通すことができたので日本では味わえないようなフォーマルな時を楽しむことができました。

ノルウェーではクリスマスツリーはどこの家でも本物です。

木が良い香りがする、ということも彼らが本物の木をツリーとして使いたいということの理由としてあげられるかもしれませんね。

しかし、考えてみると、その時期ものすごい数の木が切り倒されノルウェー中を移動していることになります。

環境破壊では、という声もちらほら聞こえていました。

毎年、そのシーズンになるとツリーの市が開かれます。大抵の各コミュニティの中心街でその市はたちます。

ノルウェーに住んでいた時、私たちは一度だけ近くのツリー市でツリーを買ったことがありました。

例年の大きさの木は持って帰れなかったので、私の背丈より少し大きいかな
というくらいのサイズを選んで、雪の中をひこずりながら引っ張って帰ったのを思い出します。

例年は義母のところから一番上の兄が近くの森で切り倒したツリーを持ってきてくれていたのです。

上記の通り、ドイツでもその市が立つ頃、友人宅(デユッセルドルフ近郊の街でした)を訪れたことがあったのですが、その時に市に連れて行ってくれたのです。もうどの気にするか予約も入っていると、1本の大きな木を見せてくれました。

市は見渡す限り大小のツリーが並んでおり、まるで小さな森をそこに移したって感じでした。

クリスマス時期になると、どの町でも大きなツリーが町の中心にある広場に立てられます。

クリスマス前の4つ目の日曜日からadvent seasonと呼ばれますが、たいていその4つ目の日曜日の最初の日曜日に街の人々は広場に集まり、そのツリーの点灯式をするのです。

そして灯がともると彼らは手を繋いでツリーの周りをクリスマスキャロルを歌いながら踊って回ります。

するとサンタクロースが現れ子供たちにプレゼントを渡します。大抵はチョコレートとかみかんです。

ノルウェーでは、クリスマスツリーはお正月が過ぎて1月13日まで飾られています。個々の家庭でもそうです。アメリカとかでは早々に方付けられてしまうようですが。

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