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トルコランプ

3回目のトルコへの旅でのことです。前からずっと欲しいと思っていたトルコランプを空港で買いました。それも着いたらすぐに・・・何を考えていたんだろう。時差ボケ?

重くて大きくて、と思ったことは思ったのですが、気に入ってしまったので仕方がない。

今ではこれは玄関ドアを開けるとすぐに見えるところにぶら下がっています。このランプがどの国から来たかわかる人にはすぐにわかる代物だと思います。

ガイドブックには初心者ならガイド初心者ならインテルあとして映えるパンプキン型がおすすめ、とありましたが、まさにそれにしてしまいました。ガイドブックには目を通していなかったのですが、なんかそのデザインが一番気に入ってしまったのです。

他に、形としてはシリンダー型、ひょうたん型など様々にあるようです。

本場のトルコランプはすべて職人の手によるそうです。気を付けないと、最近はmade in Chinaもあるようです。

トルコランプはトルコの伝統のモザイクガラスがあしらわれた歴史のあるもの。その歴史は非常に古く、特にモザイクランプは6000年前、トルコのアジア側、アナトリアにルーツを持つと言われています。

その輝きはとても美しい・・・色の重なりが幻想的で、エキゾッティックな雰囲気を生み出します。

トルコのモスクでは古くからランプが使用されており、その原型は1616年に建造されてブルーモスクの中につるされているとされます。そして、セルジューク朝やビザンティン帝国時代、ランプ職人たちはガラス製造や圧縮による鋳造の技術を向上させました。

技術の進歩により、ガラスを使って様々な形や鮮やかな色、細かな片を作ることが可能になった結果、モスクなどの歴史的建造物やワイングラス、装飾品、そして、ランプ装飾へと発展していったのです。15世紀ごろ、オスマントルコ時代から宮殿やモスク、そして庶民の間でも使用されてきたそうです。

独特で幻想的なきらめきを持つトルコランプですが、デザインされた幾何学模様によって空間を照らすことで縁起を担ぐ意味があるとされています。モティーフは星(国旗にも使われており、オスマントルコ時代のシンボル、そして、最もポピュラーな基本モティーフのようです)、キリムのデザインでひし形(豊穣、幸福を意味数r)、真珠貝(美と健康)、ハチの巣(富と子宝)、カモミール(アクセサリーやファッシオン、インテリアなどに使われるモティーフであり、逆境で生まれる力・癒しを意味数r)などがあります。

それにしても、ランプ店にはランプしかない!非常に美しく一つ一つ見ていても楽しい気分になれること間違いないです。


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