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シーザーズサラダ

サラダが美味しい季節ですね。私はオリーブオイルが入ったサラダが好みですが、特にシーザーズサラダはおいしいと思います。

私がシーザーズサラダを初めて食べたのは、メキシコだったと思います。その名前を聞いたときに、絶対にあのシーザーと関係あると思ったのですが、違ったようですね。

このサラダはメキシコのティファナにあるレストラン、Caesar's Placeで初めて出されたものだそうです。

レタス、レモン汁、卵、おろしパルメザンチーズ、ウスターソース、ニンニクの香りが付いたクルトン入りサラダです。

何か精いっぱい技術を駆使して作ったように思えるけど、本当は、このレストランにある日、カリフォルニアからどっとやって来た観光客になにをどう調理してだそうかと困った店の主人Caesar Cardiniが、台所にあった食材をあれもこれも適当にボールに入れ供したところ、それが受けてしまい、それからそれが定番のサラダになったのが始まりだとか。

いつものオリーブオイル入りのサラダにトーストした食パンを適宜切って入れ込むとちゃんとシーザーズサラダになってしまうのですよ。

このティファナという地名も元をただせば、Te Fuana 要するファナさんの出しているお茶、という意味、それが町の名前の由来だそうです。

私がメキシコに初めて旅したのもアメリカから下ってその町に入いったのが初めてでした。30年位前のことです。

あの頃もそうでした。アメリカからメキシコに出る、国外に出るのは簡単でした。

しかし、逆は大変でした。

私の妹は50年ほど前、一人でメキシコに行ったことがあります。現地の私の友人を訪ねて行ったのですが、3週間くらい滞在していました。片言の英語しかしゃべられなかった彼女がよくも・・・と思ってしまいます。

私はメキシコの3,4回行ったことがあるのですが、だんだん治安は悪くなっていったような気がします。

なぜなんでしょうかね?

妹はメキシコシティ滞在中に電車やら乗り継いで一人でピラミッド観光に行ったと言っていました。Good old daysです。

あれから人々の暮らしは豊かになったと思ったのに、人間て手の中の豊かさをつかみ取るともっとと欲を出すのでしょうか。

メキシコは立派に観光立国になれる国だと思います。アメリカからはたくさんツーリストはやってくるでしょうし。

しかし、何もしようとはしていないように見えます。メキシコシティはどこを向いても空き家があふれているのです。夜になってホテルの窓から見渡すと、ビルの2階から上は真っ黒。

朝になると人々は郊外から街に働きにやってくるのです。
無駄じゃあないですか!

誰か頑張って何とかしようとする人はいないのでしょうか。

5年ほど前でしたか、その地に再度旅した時、ちょうど大統領選挙がありにぎわっていました。

新しい大統領に私の考えることを手紙にして出そうかとも思いましたが、トランプさんはメキシコに対してやっきしなっていましたし、結局そのままになっています。

出すべきでしょうか?
アジアではフィリピンに対して同じような感慨を私は持っています。

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