鉄砲から花が咲いたら
先日の記事で我が娘の名前が危うくGunveigとか Gun-Brittになりかけたお話をしましたが、ある時、この Gunと言う名前に関してあることを知りました。
お察しのいい方は、この絵をご覧になってお分かりかと思いますが、まさにその通りなのです。本当に娘の名前をGun~とかの名前にしなくて良かった!
ノルウェーではこの名前ガンではなく、グンと読みますが。
鉄砲はgun,ノルウェーの女性の名前Gunnhildeの短縮形、この名前から来ているのだそうです。
私が読んだアーティクルによると、古来、兵器や責め道具には女性名が多い、とありました。そう言われればそうですね。なぜなんでしょう?
例えば、スコットランドのエジンバラ城にある15世紀の大砲はMons Megと呼ばれています。ベルギー、フランダース地方のMonsと言うところで作られた Meg(Margaretの愛称)という意です。
また、16世紀オランダがスペインから独立しようとしたときに援助してくれた英国に返礼として献上した大砲は、Queens Elizabeth's Pocket Pistoriと呼ばれたそうです。
これは長いことドーバー海峡に据えられにらみを利かせていたとか。
また、近代の話では第一次世界大戦中、遠くパリを脅かした42センチ巨砲(射程距離120km)のBig Berthaは、ドイツ軍需産業の筆頭クルップ製鉄所の女社長Bertha Kruppにちなんでフランス人がつけたものだそうです。
近年では最近まで台風の名前もすべて女性名でしたよね。
ところで、ヨーロッパの博物館などで拷問の道具を目にすると、よくもまあそんなひどいものを考えだし作り出したものだと思ってしまいます。
人間は結局「悪」なのかと思ってしまいますが、その点、日本はそれでも平和だったと思います。
イスラエルの処刑の仕方などを読むと、よくもまあ同じ人間に対してそこまで…と思ってしまいます。古代よりろうそくはあったんですよね。そのろうを処刑用に使ったなんて、想像がつきますか?
刑に処せられる人間の口から胃、お腹にろうを流し込み、火をつける。いったん火が付いたろうの火は燃え尽きるまで消えることがない。お腹を焼き尽くすってことです。
現代でも拷問はどこかで行われているのでしょうね。必要な国があればこそ・・・世界で一番拷問道具が創られ、世界で一番輸出されているのはお隣の国、中国だそうです。
恐ろしい国だと思ってしまいました。そんなものを毎日作っている人の心ってどうなんでしょうか。
そんなことを言っていると、鉄砲やらその玉、それに原爆を作っている人たちの心境は?
前者は「死の商人」と呼ばれるのでしょうか?
そして後者は「科学者」ですか?