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藪医者

いつもは血圧のお薬をもらいにホームドクターのところに行っているのですが、この暑さで・・・たぶんそうです・・・それに岡山に里帰りした時に、よせばいいのに食べ過ぎた感があります。で、体調を崩して、はっきり言ってお腹が痛い。

今日はいつもとは違うお薬をもらいにお医者さんのところに行ってきました。お盆明けでクリニックもすごい混みよう。しかし、お薬をもらってこれで安心・・・また、いっぱい食べるかな?

それにしても、ずっと以前、ここに引っ越したころには近くに2,3の大きな病院があり、歯医者でも内科でもそこに行けばよかったのですが、全国の市町と一緒で、この町もドーナツ化現象が起こっており、私がお世話になっていた2病院がたどり着くのに1時間かかるところに引っ越してしまいました。今、住んでいるところは旧市街なのです。

一昔前(大正時代?)そのころ発行された本にはこの辺りは下関ではなく赤間が関という地名になっています。源平合戦のころもそうだったのでしょう。下関に観光で訪れた方は気が付かれたかもしれませんが観光名所の一つに赤間神宮というのもありますよね。その戦いで敗れた兵士の面々のお墓もあります。耳なし芳一のお墓も。

横道にそれました・・・クリニックのこと・・・今じゃ、まずはクリニックに行ってみてもらってというシステムになっていますしね。医者に行くならとにかく近い方がいい。

ここから150メートルくらいのところにデンタルクリニックがオープンした時には喜びました。

挨拶状が届いたときにはいの一番に見学に行き予約を入れてきました。

実際には「見学をどうぞ」と言われていた日に行ったものの、早すぎでしたが。

まあ、一番乗りで診察用の椅子に座らせてもらいました。

だのに、そこにはもう行っていません。親知らずを抜きましょう、ということになり、その施行日に私はその気になって行きました。

しかし、いざ、その段階になって「一度様子を見ましょうか」になり、次には「ここではできない」と言われ、市の**ならできる、と言われたのです。

そんなことありえます?

できないなら最初からできないと言ってくれていたら・・・そうではないですか?

信頼を亡くしました。


1814年代の藪医者についてのイラストです

もう一つはその歯医者さんでは患者さん皆の歯にブラシを使うとき同じ歯ブラシを使いまわしすること。

これ普通ですか?

娘が文句を言ったら「我慢してください」と言われたそうです。

その歯医者さんの隣に整形病院があります。

数年前、足が痛くなり水がたまったとき、はじめてそこを訪れました。レントゲンを撮って、骨には異常がないことを確認して、終わりに飲み薬と張り薬を出して終わりでした。

近所の人も数人そこに行ったようです。どうもわからないのは、人によって治療の様子が違うこと。そりゃあ、人により治療が違うのは当たり前とは言えますが、よくならないのなら様々に試してくれたら、と思うのです。

私も少しは良くなった・・・ただし、薬は最初のころ、半年くらいいただいただけ、あとは気力と日々の「動き」でよくなったような気がします。

私はこの医者のことを「やぶ」だと言っています。理由は様々にあるのです。多くの人がこの医者のことをやぶだと言います。

ある生徒さんが首の筋かどこかがおかしくなってこの医師のところに行ったら、例によってお薬をくれてお酒を飲んで薬を服用してもいい、といったとか。

信用した生徒さんは結果として気分が悪くなり、二度とその医師のところへは行かない、ということになりました。

今、夫がこのドクターのところへ通っています。3年ほど前に心臓の手術でお世話になった病院の紹介なのです。

私が「やぶ」だと言っているのに、夫はその医師と友達になったと言っています。

性格が合うのでしょうか?

私は同類か?と言っているのですが。

藪医者とは英語でquack doctorと言いますが、アヒルのように声高に胃薬の効能を唱えたが、全然効き目がなかった。このことから、藪医者のことをこう呼ぶようになったそうです。

16世紀のオランダ語、kwaksalvert(膏薬 salveの行商人)が語源だそうです。

それにしても、これから年とともにお医者さんにご厄介になる回数は増えるだろうにこんな医者ばかりでいいのだろうか?


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