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カルチャーの重要性

会社をはじめて、カルチャーって本当に大切だな、ってつくづく思う。

特に最初5人で初めたときは、いうなれば5滴のインクが混ざってできたようなもの。そこに一人、また一人と仲間を増やしていく度に、また1滴もう1滴と違う色のインクが混ざってくる。

大企業のように大きなバケツに水が入っている状態だったら、違う色のインクが数滴はいったところで、水の色は変わらない。
けどスタートアップの場合はすぐに色が変わる。だって硬貨ほどのサイズしか水がないから。

だからスタートアップで最も重要なことは、仲間でありビジネスモデルやビジネスプランじゃないとはっきり断言できる。

良い仲間とだったら仮にビジネスプランが1つうまく行かなくても、ピボットが可能で成功確率は俄然高くなる。

そしてその色、というのがカルチャーとなる。

注意しなくてはいけないのは、すべての色が混ざると色は最終的に真っ黒になる。

それをいいカルチャーとは言えない。

同質性の中に多様性を認めることが最も大切で、
同質性が無いのに、多様性ばかりだったらばらばらになってしまう。

だからスタートアップは、最初の5人〜10人できちんとカルチャーを作れるかにかかっている。もちろんその後も仲間を追加する度にカルチャーはドリフトするので、細心の注意を払って大切にカルチャーを育てていかなくてはならない。

これは本当に難しい。

正直FogHornで100%それが実現できたか?といえば答えはNoになる。
この学びの源泉は、FogHornのこれまでの5年間を振り返ったとき、もっとこういう風にすべきだった、あの判断はよかったなど、Trial and Errorがあったから。

もちろんこれからでも出来ることは山程あるので、まだまだ良くなるように改善をしていきたいと思うし、将来自分が別の挑戦をするときにも確実に活かす。

Passion, Love, and Vision are the ingredients to build the strongest culture


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