画竜点睛(たい焼きの話)
寝落ちしてしまった。
ちょうど昨日、「大丈夫?クマひどいよ?」と言われたばかりだったので、疲労がピークだったようだ。
素敵な日曜日だった。
10時ごろのんびり目覚め、朝ごはんを食べてからまた少し昼寝。
昼過ぎから夕方までオフィスで仕事をし、帰りしなに私が愛してやまない「恵比寿たいやきひいらぎ」にてたい焼きを頬張る。
その足で、新木場にある夢の島陸上競技場に向かい、パタパタ走る。
パタパタパタパタ…
スーパーでサラダと麻婆豆腐とレバーとニンニクの芽の炒め物を買い(全部4割引)帰宅。ムシャムシャ食べて気づいたら寝落ち。深夜1時半に目が覚める←イマココ。
とてもスッキリした。
さて、画竜点睛。
梁の画家であった張僧繇が、描いていた竜に仕上げの瞳を入れた途端、それが本物の竜となって天に登っていった、という話から転じて、「最後の大切な仕上げ」を意味する言葉となった。
「たい焼きを食す」という芸術的行為において、“龍の瞳”に該当する部分はなんであろうか。
それはもちろん、「尻尾」であろう。
たい焼きというのは、伝統的に頭から尻尾に向かって食べ進められる。それは、皮と餡のバランスが一番取れている頭部でそのたい焼きの大まかな力量を見定め、腹部において餡を心ゆくまで楽しみ、最後尻尾のカリカリ具合(私は「カタルシス」と呼んでいる)で初めて真価がわかるものであるからだ。
つまり、たい焼きにおける画竜点睛、それは尻尾のカリカリ具合なのだ。
焼鯛砕尾、ということだろう。尻尾の口の中での砕け方…そこにたい焼きが本物の鯛へと昇華するか否かの分かれ道がある。
今日の焼き具合は、素晴らしかった。尻尾の焼き加減はそのたい焼きを芸術の域に高めるにふさわしかった。画竜点睛。
そして、今日一日を振り返ると、思い出されるあのたい焼き。たい焼きそのものも、また私の素敵な日曜日における画竜点睛だった。
あ、焼鯛砕尾か。
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