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好きな販売員
世の中の人は2つに分けることができる。
1つは読んでいた記事を、「あの人の役に立ちそうだな」と思い共有する人、もう1つは共有しない人だ。
私は、前者の人である。
前者の人は、共有する前にこんなことを考える。
「この記事、もしかしたらもう読んでるかもしれないなぁ…」「忙しい中送りつけて、迷惑じゃないかなぁ…」「あの人の興味関心から全然外れてたらどうしよう…」
特に1番の心配事項は、最後のもの。興味関心の対象外の記事を送る、ということは、その人の好みや関心事項について無知であることを露呈することとなる。それは、できれば避けたい。
一方で、もしかしたらこの記事を共有することで、多かれ少なかれ、その人のためになるかもしれない。であるならば、失敗を恐れずにシェアするのが良いのではないか、とも思う。
このような葛藤ののちに、たいてい私は記事をシェアすることにする。
さて、なぜこんなことを書き始めたかというと、あるLINEグループ内で、私が数日前にシェアした記事と全く同じものを投稿した人がいたという事件があり、「あ、記事、読まれてないのね…」と思ってしまったのだが、それをきっかけにふと別の考えが浮かんだからである。
それは、販売員に関すること。
私が好きな眼鏡屋の、とても好きな販売員について話す。
吉祥寺にあるThe PARKSIDE ROOMという眼鏡屋にその人はいる。
このお店、恵比寿にあるContinuerという眼鏡屋さんの2号店で、彼とはContinuerで働いていた時からの付き合いだ。
彼のどんなところが好きかというと、「3本に2本外すところ」である。
彼がオススメする眼鏡は、3本中2本、的を得ていない。しかし、残りの1本はグッとくるものを提案してくれる。
この「ハズレが2本ある」というのが意外と重要で、それら2本は、その時はまだ良さが理解できないだけのものだったり、私の好みの範囲を広げてくれるものとなったりする。
「なぜこの人は私がハズレだと感じた2本をあえて勧めてきたのだろう」
と考えるのも、そのプロダクトへの造詣を深める上では有益だった。
そして当然、3本中1本は外さないことも重要だ。
「いい販売員」とはどんな人だろうか?
もちろん、バンバン売ってくれる人は、ブランドとしても小売店としても嬉しい。顧客に毎回“刺さる”提案ができる販売員は、間違いなく優れている。
ただ、顧客と中長期的な関係を築いていくような場合においては、ある程度の“見当違いな”提案をする販売員の方が良いのかもしれない。顧客は販売員によりものを見る目を養うことができ、販売員はより幅広い商品を売ることができる。
と、販売員に関してふと思ったことについて書いてみたが、何が言いたかったかというと、私からよく分からない記事が共有されても、怒らないでください、ということ。
ご理解の程、よろしくお願いします。
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