売り場と売れ筋
10日間だけのポップアップだったミヤシタパーク“The Editorial”、サノマの売れ行きが大変好調なようで、ポップアップ終了後も引き続き取り扱ってもらうこととなった。
私が店頭に立つわけでもなく、店員さんがしっかり説明するような売り場でもないので、私のnoteやTwitterでの発信を見て買いに行ってくれている人が多いのか、それともふらりと立ち寄って買っていかれるのか…どうなのだろう。
昨日の夜、追加納品の依頼があった。
つい3日前に納品したはずなのに、また追加…!?と驚いているが、さらにその内容にも驚かされた。
他の売り場ではダントツの売れ筋である3-17以外をそれぞれ複数本追加、特に2-23が大量にオーダーされたのだ。
確かに、2-23は今のところ人気2番手だが、それにしても極端だと感じた。
これは何を意味しているのだろうか。
店員さんや私がきちんと説明すると3-17がいい香りだと認識される一方、何の説明もない場合は2-23が良いと感じられる、ということだとすると、2-23のトップノートが他のものに比べて“キャッチー”である、ということかもしれない。
2-23は特段トップノートに力を入れて作った作品ではないが、結果的にそういうものとなっているのだろうか。ちなみに、トップノートを細かく調整したのは、どちらかというと1-24の方だ。
いずれにしても、どの作品も、肌の上のどのタイミングでもきれいに香るよう、調整して作っている。トップノートのキャッチーさだけで売ろうとする香水とはなっていない。それでも、そのようにフラッと立ち寄った人が買ってくれているのなら、大変喜ばしいことだ。
何の気なしに買った私の香水が、いつの間にか、お気に入りの香水になってくれるといいな…
ところで、納品ついでに、お客さんのフリをして、私の香水を手にとっている人を、何とはなしに観察してみた。
これがなかなか面白い。
今日は、ある香水を、「上品な外科医の家に生まれたお嬢さんの香りがする」と表現しているのが聞こえた。
上品な外科医の家に生まれたお嬢さんの香り…
上品な外科医の家に生まれたお嬢さんの香り…
謎だ…面白いけど。
【お知らせ】
ミヤシタパーク"The Editorial"にて、こっそり販売してます。小さいサイズも入れました。
https://mitsui-shopping-park.com/urban/miyashita/store/1568423.html
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