欲しいものは欲しい時に
「昔好きだった香水は、えーっとなんだっけ、ゲランの、紫色で、丸っこいボトルで…」
Insolenceだ。
「そうそう、Insolence!よく分かりましたね!」
もちろん。大好きな香りだから。
紫色で丸っこいボトルは、もう廃盤になってしまって、今は他の香水と統一されたボトルに収まっている。
余談だが、ゲランの香水ボトルについては、最近こちらにも記事にしたのでぜひ読んでいただきたい。
Insolenceはボトルも香りも好きだった。ただ、ボトルが新しくなった今、どうも買いたいという気にならない。きっと一生買うことはないだろう。
Insolenceについて考えると、昔のことを思い出す。
大学生の頃のこと。好きな服屋さんにて。
仲の良い店員さんが、
「これは買わなくてもいいんですけど、ぜひ紹介したくて」
と、一着のレザージャケットを持ってきた。
Schottというブランドのものだった。
当時の私には、とてもかっこよいものに思えた。ただ、完全に予算オーバー。若干だけは迷ったが、当然の帰結として、購入には至らなかった。
月日が流れ、金銭的に余裕が出てそのブランドのレザージャケットを普通に買えるようになっても、また改めて手を伸ばすことはなかった。その頃にはもう、私にとって当時ほど魅力的ではなかったのだ。
今でも考えることがある。
もし、学生のあの時、Schottのレザージャケットを無理して買っていたら、何か変わっていたのではないか、と。
だいぶ前になるが、こんな記事を書いた。
この記事の意図は、「お金で買えないものもたくさんある中で、心から欲しいお金で買えるものがあるのなら、買っちゃったら?」というもの。
ただの浪費とは違う、素敵なお金の使い方。
そういうふうに、モノを選び、モノと時を重ねたいな、と思うのです。
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