仕事での気づき,取り組む態度と周りの反応
今日仕事の中でいい気づきがあったので忘れないように記載しておく.
IT企業でSEである社会人1年目の僕の業務はもうすぐ提供予定のサービスの最終点検である.この最終点検のことをIT業界では総合試験と読んだりもする.今日は総合試験を3種類なんとしても終わらせなければならず,思考錯誤した1日であった.その中で,3つのいい気づきがあった.
1つは手を動かす前に頭でシミュレーションせよということである.作業に入る前に作業完了できるイメージをもてるか,また,持てない場合はどのような問題を解決すべきかを整理してから作業に入る.もちろん作業中に新たな問題が発生することもあるが重要なのは作業着手前に想像できる問題を洗い出し解決しているということだ.そのためには入念に有識者と認識合わせスムーズに作業が行える状態にする.また,作業目的や取得したい情報を事前に洗い出してそこを埋めていくような意識で作業を行う.
2つ目は打ち込んでいればしょうもない悩みは消えるということだ.僕は他人に質問するまでにこんな質問していいのかとか忙しくないかとか気にして無駄な時間を消費してしまうことが多かった.しかし,本気で業務に打ち込んでいれば,そんなしょうもない悩みは全く起きず,必要なことは自分の気分と関係なく実行できた.また,主体的に取り組んでいるからこそ,自分の考えを相手に自信を持って伝えることができる,結果として円滑なコミュニケーションが実現され,次回も話しかけやすくなるという好循環が起こる.
最後に気づきではないが先輩から学んだことを書いて終わりとする.何かというと「一次情報を掴み続けろ」ということである.机上の空論になるなとも言える.どういうことかというとSEであるならばサーバを実際に動かしてその結果から検証を行う.プログラムを眺めるだけでなく処理を流してみてその結果を基に検証せよということである.これは業務を行う上でとても重要な考え方の1つであると思う.そのため,常に加工されていないデータを掴みにいく姿勢を持った人材になりたい.