サンロッカーズ渋谷 :2019-20 第9節 VS 京都ハンナリーズ

ちょっとサボってしまいました・・・。
1勝1敗となった第8節 VS 新潟アルビレックスBB戦をトばしまして、第9節 京都ハンナリーズ戦。
青山学院記念館で観戦してきました。

結果(GAME1)

2019-20 B1リーグ 第9節
2019.11.16(Sat) 17:05 Tip Off
サンロッカーズ渋谷VS ●京都ハンナリーズ
@青山学院記念館 入場者数 2,184人

サンロッカーズ渋谷、GAME1のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
関野剛平#1
杉浦佑成#14
ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#34
チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)#10

1Q 27-19
2Q 23-21
3Q 29-12
4Q 11-16
F 90-68

結果(GAME2)

2019-20 B1リーグ 第9節
2019.11.17(Sun) 14:05 Tip Off
サンロッカーズ渋谷VS ●京都ハンナリーズ
@青山学院記念館 入場者数 2,345人

GAME2のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
関野剛平#1
杉浦佑成#14
セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)#2
チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)#10

1Q 21-24
2Q 15-14
3Q 26-20
4Q 19-17
F 81-75

チームディフェンス

GAME1、GAME2ともにチームディフェンスがしっかりと機能していたように思います。
その中心にいたのは、関野くん渡辺くん佑成くん

関野くん結婚おめでとうございます)は、今年のサンロッカーズのディフェンスの核。
司令塔にオールコートで徹底的にプレッシャー(ほとんど嫌がらせに近い)をかけ続けて、相手チームのリズムを奪う役割をしっかりと全うしています。
ムーさん(伊佐HC)の信頼をガッチリと得ているのがわかります。

GAME2では京都ハンナリーズの中心選手、オールラウンダーのジュリアン・マブンガ(Julian Mavunga)選手に対して主に渡辺くん佑成くんがマッチアップしていました。

マブンガ選手はボール運びから3ptシュート、ポストプレイまで幅広いスキルを持っていて、Bリーグ(B. LEAGUE)屈指のオールラウンダーの1人だと思います。

203cmのマブンガ選手に対しては、結構多くのチームがインサイドを主戦場とするような外国籍のビッグマンをマッチアップさせることが多いイメージで、サンロッカーズも同様にセバスチャンをマッチアップさせるのかなと試合開始前までは思っていました。

渡辺くんのディフェンスはカラダを思いっきり寄せて、常にボールに手を伸ばすようなディフェンス。
一方で佑成くんは広いウイングスパンを活かしたディフェンス。
そんな印象だったのですが、それぞれマブンガ選手に対しては非常に効果的だったものと思います。
特に渡辺くんのディフェンスは、マブンガ選手はかなり嫌がっていたようでした。

マブンガ選手に平面でのディフェンスを仕掛けることで、インサイドにセバスチャンCJ(チャールズ・ジャクソン)が待ち構えることができたので、京都のもう1人の外国籍選手、デイヴィッド・サイモン(David Simon)選手(現在、得点ランキング2位、リバウンドランキング7位、ブロックランキング2位)に目を光らせる優位性を作ることもできたのではないでしょうか(得点アベレージ23.0ptに対してGAME2では16pt)。

”魂”の復活

今節の最も大きなトピックは、広瀬健太の復帰でした。

健太は、昨シーズン終盤に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負いました。

健太はBリーグ初年度のサンロッカーズ渋谷のキャプテンを伊藤駿選手(現秋田ノーザンハピネッツ所属)と共に努めていて、両選手ともにホームコートである青山学院大学出身。

自分も青山学院大学出身であり健太と同じ年齢なので、当時から好きな選手の筆頭でした。

健太はBリーグ初年度のスティール王に輝き、当時からディフェンスを軸足としていたチームの主軸として活躍していました。

バスケをちょっと経験したことのある自分でも、ちょっと不可解なタイミングでボールに手を出したりパスコースに飛び込んでいったりするので、ボールに対する嗅覚が違うんだろうなと当時から思っていました。

常にチームの中心にいた広瀬健太、
サンロッカーズ渋谷の”魂”の大怪我による長期離脱。

34歳といえば、バスケットボール選手としてはベテランの域であるはずで、復帰までの道のりは厳しいものだったはず。

現ACの清水大志郎さんも37歳(36歳かも)のときにアキレス腱断裂という大怪我を乗り越えて不死鳥のごとき復活劇を遂げたこともあって、おそらくメンタル面においても多大なサポートをしていたんだろうな・・・とか勝手に妄想しているのですが妄想ですら涙が出そうになります。

GAME2の試合開始前、健太のゲームエントリーがコールされたときは、本当に嬉しかったです。

会場には「Welcome back 健太」のボードを掲げている人が大勢でした。

「その時」は意外にも早く訪れて、1Q5:23、広瀬健太、7ヶ月ぶりの復帰。

会場は割れんばかりの歓声でした。

最終的に4Qの出場と合わせて1:42のプレイタイム、放ったシュートは惜しくもリングに弾かれた3ptシュート1本のみ。

まだ全力疾走とはいかないようで、本来のコンディションとは程遠いのは明らか。

それでも、サンロッカーズ渋谷の”魂”は帰ってきた。

試合後のインタビューでは、選手生命を脅かすような大怪我であったにも関わらず「バスケをまだしたい、青学記念館でブースターの前でバスケがしたい」と語った姿は、力強くて尊いものを感じました。

石井ちゃんが復活したら、遂に 2019-20シーズンのサンロッカーズ渋谷のロスターが揃います。

サンロッカーズ渋谷は、まだまだ伸びる。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています

チーム・選手の喜び、チーム・選手の痛みは、ブースターはある域を超えると共有できるし、してしまうもの。
自分がサンロッカーズ渋谷を応援するようになって感じている一番大切にしていることは、もしかしたらこういうところにもあるのかもと感じています。

今日明日(2019.11.24-25)は、現在東地区の勝率で並ぶ宿敵アルバルク東京との2連戦。

今シーズン前半戦の最大の正念場です。

直接対決で、東地区の1位を争います。

今日は現地観戦はできないのでDAZNでの観戦になりますが、

絶対勝ちたい。絶対に勝ちたい。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています。

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