「自立する」生き方・働き方=「依存しない」生き方・働き方
先日から営業再開を始める店舗・入学式を行った学校・授業開始となった学校など、各地で「日常生活の再開」が見られるようになっています。
「日常生活の再開」が行われているとはいえ、コロナ前の生活にはもう戻らないと思っています。
「密の懸念」など、感染拡大を心配する声もありますが、ここまで来るとウィルスとの共存が我々に求められています。
治療薬への期待も高まっていますが、それに「依存」せず、普段から体調管理の徹底に努めるなど、個々の努力が求められるようになってくると感じております。
さて、タイトルにも書きましたが、これからの時代は「自立する」生き方・働き方が定着していくと予想しています。これは言い換えると、「依存しない」生き方・働き方と言えるとも思います。どういうことか、説明していきます。
1.「自立する」働き方
正直この働き方でやっていけるのか、最近不安に感じております。「大学職員は安泰だ・高給だ・コスパ良い・まったり」などというフレーズを目にしますが、果たしてそうなのか?と思います。まぁ、そんな事につられて転職したわけではないですが。
大学職員がリストラされたという話はまだ聞いたことがありません。私が知らないだけでしょうかね。前の部署でもいましたが、「スマホをいじってばかりで定時が来たら退勤」という人がいるのを目の当たりにして、正直驚きました。本当にこういう人がいるんだなと。。。そういう人でもクビにならないので、大学職員はそういう意味では「まったり」しているんだなと思います。そんな人がいる業界ってこれからも本当に安泰なんですか?いや、本学でもこれからリストラが始まっていくのかもしれません・・・
今後、「学費が払えなくて退学します」という学生が多く出てきたり、webオープンキャンパスの導入による「大学の魅力格差」というものが露骨に出てくると、この職業もいよいよだと思っています。転職してまだ2年目ですが、素人目に見てもそういう危機感はあります。
現在在宅勤務が導入されていますが、本学の場合は7月頃には前の働き方に戻るのかなと勝手に予想しています。
コロナによって「進化する組織」「衰退する組織」の2つに分かれるとして、前の働き方に戻ってしまうと「衰退する組織」となり、間違いなく時代についていけなくなるでしょう。
そんな組織に所属して働いていってよいのか?そんな不安がふと頭をよぎります。業務にやりがいはありますが、養うべき家族もいます。そんな状況で冒険ともとれるような行動をこれからするのは流石に・・・となってしまいます。
それでも、組織に「依存」して働いていき、その組織がなくなった時には「時すでに遅し」だど思うのです。
「いつ何時どうなってもよい」ように、今のうちから「自立」した働き方を模索していく必要があります。
2.在宅勤務について
みなさんは、定時出勤して残業が多い時代(=コロナ前)の時代に戻りたいですか?
私は正直嫌です(笑)
在宅勤務は「自立する」働き方をしていく上で、必要なスキルを磨く・身につける手段だと感じます。いくつかスキルはありますが、私が考えるスキルは「文章力」です。これについては、後日まとめますが、日々の在宅勤務で痛感しております。
私の在宅勤務の実態ですが、基本的な業務として「学生からの問い合わせ対応」を担当しており、基本的にはメールを使用しています。また、同部署の人とはチャットツールを使用して連絡を取り合っている状態です。(チャットはメールよりものすごく便利ですね。。。。)
一見メールやチャットの業務であればすぐに対応できるのでは?と思っていましたが、その予想は間違っていました。現在、私の地域は保育園が休園状態のため、2人の子供と一緒にいる状況で業務にあたる必要があるのです。いわば、「家庭保育園」と「大学職員」の復業状態にあるわけです…(笑)
しかも、これから在宅勤務が職場で定着することになると、子供と一緒にいある空間で仕事をすることが求められるため、今この期間で慣れておかないといけないと痛感しております。特に妻が出勤日で家にいない、いわゆる「ワンオペ育児」状態の日は悲惨な状況なので(笑)、その状況でも勤務ができるような工夫を自分で考える必要が求められます。
3.「自立する」生き方
高校教員時代、多くの生徒と出逢ってきました。その中で、「伸びる生徒」と「伸びない生徒」の違いを自分なりに分析してみたのですが、特徴が2つありました。1つは、「素直」であること。
もう1つは、「失敗や辛いことがあっても人(物事)のせいにしない」ことです。
現在の日本では、コロナによって様々な影響を受けている人がたくさんいます。確かに目に見えない敵との戦いは非常に恐怖ですし、先が見えない不安と付き合っていかなければなりません。
しかし、マスコミなどから入ってくる情報に踊らされたり、「国が何とかしてくれる」「会社が何とかしてくれる」「夫(妻)が何とかしてくれる」と甘えてしまって何も動かない人もいるのではないかと考えます。
時間は平等に与えられている中で、愚痴をこぼすのではなく、「これから何ができるか・何をすべきか」を考えるのに時間を割く方が賢明なのだと思います。
「誰か(組織)に依存して失敗すると、その人(組織)のせいにする」という考えから脱却して、自立していくことがそろそろ求められているのではないか、そう思った次第です。
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