事業紹介:少し毛色の違う建築事務所です!
今日は弊社・伊藤建築都市設計事務所の事業内容について紹介します!
皆様は建築事務所というとどういう事業のイメージをお持ちでしょうか?たぶんほとんどの方は、建築事務所は住宅などをクライアントから受注してデザインし、現場の監理をする事業であるとお考えだと思います。
弊社もそのイメージのままの設計・監理業務を請け負ってはいるのですが、コンピューター技術を活躍した建設会社や他の設計事務所のサポートも行っています。以下の2点が主な事業内容となります。
・建築プロジェクトの設計・監理業務
・コンピュテーショナル技術による設計支援ツールの開発
各事業について記載します。
・建築プロジェクトの設計・監理業務
時々noteの記事にも記載しているのですが、
主に住宅やインテリアを中心に設計・監理業務プロジェクトを手掛けています。
この写真は一昨年に長崎で手掛けた住宅ですが、最近は23区内や埼玉県などの首都圏でもプロジェクトを進めています。
プロジェクトを始める際にはいきなり設計契約とか設計を開始するというようなことはなく、まずは何度かお話をしてどのようなことを希望されているのか聞くようにしています。
そしてデザインを進める際にはコンピューターシミュレーションなどの技術を導入して環境負荷の低い建築や簡易な施工の家具・インテリアを設計します。
導入するアルゴリズムはプロジェクトごとに異なるのですが、環境シミュレーションや構造・工法の検討アルゴリズムなどです。
設計料は住宅などでは全体予算の8~12%程度ぐらいです。(最低設計料あり)
・コンピュテーショナル技術による設計支援ツールの開発
弊社では大手企業からのご依頼で
コンピュテーショナル技術のデザインコンサルや設計支援ツールの共同研究・開発も手掛けています。
開発内容については、建築の衣装デザイン生成アルゴリズムや構造部材の形態生成、部材同士の接合方式を検討するアルゴリズムを開発しています。
製作期間と工程に応じて見積を取るようにしていて、制作ソフトはRhinoceros、Grasshopperなどで必要に応じてPython言語やExcelを活用します。
またデザイン検討用の3DCGや不動産向けのAR/VR開発も最近では手掛けるようになりました。
制作ソフトはRhinocerosにVray、Blender、Unityなどです。
たとえばとある大規模コンペの際に大手建設会社向けに検討用の3DモデルをRhinocerosで作りました。毎日変更点があったので、最新資料を随時いただきながらアップデートしたモデルをお渡しするように心がけました。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上のように、弊社ではコンピュテーショナル技術を活用できる強みを生かして、エンジニアリングに基づいたデザインやアルゴリズム開発、検討用モデル作成などを事業としています。
一般的に思い描かれる建築設計事務所の事業とは少し毛色が異なっているのではないでしょうか?
もしこの記事を読んでくださった皆様のために、何かお手伝いすることができることがあれば、いつでもご連絡いただけますと大変うれしく思います。
http://studio-it-architects.co.jp/
弊社ホームページやInstagram、facebookからいつでもお声がけいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
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