幸福に頭を抱える
今日もオーディション。
何度か来たことのある会場だったが
ここでのいい思い出はなく、むしろ自分の無力さを思い知らされたことを会場入りした途端に思い出した。
俄然やる気が出て、科白よりも頭を冷やすことに集中して出番を待った。
楽しかったからか、あっという間だった。
前の自分を超えることは出来たけれど、それはあくまで自分の範囲での話。受かる保証はどこにも無い。
終わったらあとは結果を待つしかできることはない。
帰ってカレーでも作ろう。
家に帰って一通りのことを終えた後、絵を描いた。
最近はこの時間がなんとも落ち着く。
映画を観ようか絵を描こうか、はたまたハマっている『アオアシ』を読もうか。
最近は時間があるとこの三択に頭を抱えている。
頭を抱えてはいるものの、すごく幸せな悩みである。
どうかこれからもたくさん頭を抱えて過ごしていきたい。
おわり