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昨日の話
また古着屋へ行った。実に一週間ぶり。
Tommy hilfigerのでっかいボストンバッグとTHE NORTH FACEのバックパックをかっぴろげ、
役目を終えたニットやら、
好みじゃなくなったコートやらを隙間なく詰め込んで
よっこいせと旅人のごとく歩いた。
そのままヒッチハイクしていてもおかしくない風貌。
前回売りに行ったときの反省を踏まえて電車は使わなかった。周りからの視線が耐えられそうにないのだ。
今回、いくらで売れるのかは問題ではない。
(いやまぁ高値がつくに越したことはないのだけれど)
それよりも、着なくなった衣類をお金をかけずに引き取ってもらうことこそが主題なのだ。
これがなくなればクローゼットはだいぶ軽くなる。
店に到着し、前と違う店員さんに引き渡す。
「この量一人で持ってきたの?」と店員の心の声が僕の心の耳に聞こえた。「そうっす、しかも歩いたっす」
言い渡された一時間の査定を本読みながら待った。
結果から言うと今回も想像していたより多い金額が戻ってきた。っしゃー。売れなかったものも沢山引き取ってもらい、帰りは手ぶらで街を闊歩した。
なにせあんな大荷物をお金に変えてきたのだ。
よし、今日はなにか美味しいものでも食べよう!
店に寄ろうかと考えていた矢先、ふと家に残っていた1/2の玉ねぎの存在を思い出し、
「今日はハンバーグを作ろう」と決めた。
おわり