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自分の人生に活かしたい『大谷選手の生き方』

いま大注目の大谷選手ですが、インタビューを見て「これは自分の人生に活かせるな」と思えるポイントがあったので、シェアします。

そのヒントは、先日NHKで放送されていた、『NHKスペシャル 大谷翔平とドジャース “世界一”の舞台裏』にありました。

番組の中盤あたりで、アメリカで結果がでなかったころのエピソードを話しています。

(結果が出ない要因について)メジャーリーグに挑戦する前の段階でワクワクもしていたし、頑張りたいなという気持ちもいつもより強かったので、気後れしているというのは考えにくい

彼は、自分の未来にワクワクしていて、がんばりたいという気持ちが強かった

この話をきいて、わたしはビビっときました。

自分がやっている仕事、自分で選んだ学校の授業、自分で決めたパートナーとの毎日に、ワクワクしているだろうか

「いまの仕事をがんばりたい」
「ここでたくさん勉強したい」
「この人といっしょに人生を歩みたい」
そういった強い気持ちを持って、日々を過ごしているだろうか。

大谷選手にとっての野球は、ワクワクであり、がんばりたいこと。
だから結果が出なくても腐らず、向上心を持って活動しつづけ、偉業を残せた。

技術や才能ももちろん必要ですが、がんばりたいと思う気持ちこそが、行動の源泉だったのではないでしょうか。



【1】自分に置き換えてみる

①ワクワクした記憶はない

さて、ここからは自分に置き換えて考えます。
わたしは学校でも仕事でも、ワクワクを思い出せません。
目を輝かせて「これやってみたい!」と、言った記憶がないんです。

「がんばりたい」と思ったことはあります。
カウンセリング講座で先生からたくさんダメ出しをされた日、「もっと話を聴ける人間になりたい」と、強く思いました。

大学でのキャリアカウンセリングで、忘れられない生徒がいます。
彼は、目を輝かせてこう言いました。
「ぼくは、東南アジアに留学して衝撃を受けたんです。重い荷物を、頭の上に乗せて歩いて運んでいた。そんな光景を見て、あの国に車を届けたいと強く思った。だから、自動車会社に入社したいんです。」

彼は、星野アイにも負けないほど、目が輝いていました。
きっとあれがワクワクであり、がんばりたい気持ち

②ワクワクを見つけられなかった要因

なぜわたしがワクワクを見つけられなかったのか。
いちばんの要因は家庭環境です。

わたしは、過干渉な親もとで育ったアダルトチルドレンです。
親に言われたのは、
「あんたにはできないでしょ」
「なんでそんなことするの…」
など、わたしの行動を否定することばばかり。

親のことばが脳内をループして、
「やりたいことをやっちゃダメ。まわりに求められてることをやらなきゃ」
と思い込み、ほんとうの気持ちは、どこかに置いてきてしまいました。

③ワクワクより世間体を重視

自分の気持ちを考えない日々が続くと、何をがんばりたいとか、何にワクワクするかを考えずに、人から求められたものや、社会的に良いとされるもの(世間体の良いもの)に手を出します

うまくいかなくても「これってやりたいことかな?」とは思いません。
技術やテクニックを磨こうとして、有識者のマネをしたり、セミナーに通って勉強をします。

でもね。
ワクワクしない技術を磨いても、続きません!
だって、楽しくないんですもん。

大事なのは、自分がワクワクできるかどうか。
がんばりたいかどうか。

得意や苦手、うまいヘタは気にせず、ワクワク感を信じてチャレンジする。
それが、わたしの人生に活かしたい、大谷選手の生き方
です。

わたしのチャレンジは、こちらの記事にも書いてあります。


【2】最後に伝えたいこと

①その時間にも意味はある

やりたいことが分からず、何をやっても長続きしないと、つい自分を責めてしまうと思います。

だけど、その時間にも意味はある!

わたしは、何度もチャレンジしては「これなんか違う」と、途中で投げ出し、遠回りばかりの人生でした。
だけどそのおかげで、自分の本質が分かるようになったんです。

ムダな時間なんてありません。
休職した時間、ずっと家にいた時間、やりたくない仕事で苦しんだ時間。
すべてがいまの自分を作っている。

それらすべてを財産にして、
「わたしはこれからどうしていきたいんだろう」
と考えればだいじょうぶ。

名誉や収入では大谷選手には勝てません。
だけど精神的な部分だけは違う
ワクワクは、自分のココロの中に眠っているから、大谷選手に負けないよう、お互いに自分を磨いていきましょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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