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INFPは、仕事と趣味をわけて考えるのがむずかしい
INFPにとって、仕事と趣味をわけて考えるのはむずかしいと思う。
器用な人であれば、仕事は仕事と割り切って働き、休みの日は趣味を全力でたのしめる。
そうやって全力でオタ活を楽しんでいる人を、わたしは知ってる。
だけど、INFPはそうもいかない。
これはわたしの例だけど、仕事とか趣味とか関係なく、すべての物事の本質を考えちゃうから。
趣味を『楽しむ』よりも、たくさん考えたいんだ。
【1】わたしの趣味はゲーム
①ただ楽しむことができない
わたしはゲームが好き。
だけど、ゲームに没頭してないことも多くて。
ゲームをしながら、
「やめようと思ったのにやめられないのはなんでだろう?」とか、
「なぜみんな、好きなキャラより強いキャラを使うんだろう?」とか、
ゲームというテーマの中で、人間の心理を考えている。
*
②楽しむのが得意な人を予想すると…
これは推測になってしまうけど、趣味を楽しむのが得意な人って、没頭できるんじゃないかな。
「このキャラクターが好き!」とか、「勝てて気持ちいい!」とか、趣味の体験から直接得られるものを味わっている気がする。
だからこそ、
趣味に全力を注ぐ
楽しかった! 明日の仕事もがんばれる!
仕事おわった! 趣味を楽しもう!
っていう、趣味を楽しめるループができてると思うんだ。
*
③じゃあわたし(INFP)の場合は?
わたしはこのループができない。
しいていうならば、こんな感じ。
趣味(ゲーム)に全力を注ぐ
ゲーム中に興味深い人間心理を見つける
ゲームをしながら本を読んだりAIと対話して、同時に本質を探りだす
本質に気付くとゲームそっちのけで、発信を始める
この記事も、ゲーム中に得た気づきがきっかけ。
ゲームをやめたいのにやめられなくて、その原因が気になって気になって、1日かけて探ってた。
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④考えるのもかなり疲れる
ここでポイントになってくるのは、考えるのも疲れるってこと。
1日かけて真理に気付いたわたしは、どっと疲れている。
全神経を集中させて調べてたから、疲れの度合いは、フルタイムで働いているときと同じくらいかもしれない。
「脳のドーパミンが関連しているのかも?」と思って、脳内物質について調べたり、「ユングが提唱したペルソナと関係があるかも?」と思って、ユングについても細かく調べた。
とにかく、可能性があるものはすべて調べ、納得するまでひたすら思考整理にはげむ。
調べてるときはすごく楽しいけど、終わると気力と体力がかなりすり減っているんだ。
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⑤夜まで考えた翌日にフルタイム会社員はきつすぎる
結局コレ。
趣味と言いながら、仕事と同じくらい体力を使ってしまって、体も心も休まってないの。
平日フルタイム会社員で働き、休日は趣味で本質に向き合ってたら、休む暇がない。
*
⑥なら休日はゆっくりすればいいのでは?
うーん。
いまのわたしには無理かな。
ゆっくりしようとしても、何かを調べたくなる。
本質を探りたくなる。
だって、楽しいんだもん。
めいいっぱい頭を使って。
簡単にはでないコタエを必死に探して。
ものすごく疲れるけどね。
そんな時間が楽しくてたまらないし、そうしている自分が好き。
そういう日って寝る前にね。
「今日は良い1日だったなぁ~!」
って思える。
じつは、わたしが会社員時代のころ。
意図的に思考を停止させて休みを過ごしてたんだ。
だけど、良い1日だったとは思える日は少なくて、
「せっかくの休日なのに何してたんだろ・・」
っていつも後悔してた。
疲れ果てた状態だと趣味を楽しめなくて、休日は疲労回復にしか使えなかったんだ。
60歳までそんな生き方するの、わたしはイヤだ。
・・・
【2】仕事と趣味を両立させる
①INFPは表現者
わたしはね。
INFPは表現者だと思っている。
適職一覧に出てくる『芸術家』とか『アーティスト』とは違うよ。
自分が感じている想いを、自分ならではの表現方法で伝えるする人。
ただ1つ問題がある。
それは、
『いつも感じている想い』も、『自分ならではの表現方法』も、誰も教えてくれないってこと。
自分で見つけなきゃいけない。
*
②わたしはnoteを選んだ
試行錯誤した結果、わたしはnoteを選んだ。
生き方とか、哲学とか、心理みたいな形のないものを、noteで表現する。
そして、誰もが自分の『本当の想い』を取り戻す場所として、note上に自己探求カフェ☕を作った。
いまのわたしには一番合っていると思う。
Xみたいに頻繁にリプする場所はかなり疲れるし、youtubeやインスタは動画や画像編集が大変すぎてしんどい。
個人のホームページもいくつか作ったけど、データのアップロードや、ページレイアウトといった、書く以外の作業が多すぎて続かなかった。
noteはことばに集中できるから、いまのわたしには合っている。
*
③会社員でも表現はできる
会社をやめたくない方は、社内で表現に挑戦するのが良いと思う。
平日は仕事をして、休日に創作をする・・・とは違うよ。
会社の中で、『自分が輝ける場所』と、『自分が輝ける活動』を見つけるの。
この記事のコメント欄にも書いたんだけど、お金稼ぎへの関心が薄い人は、会社に居場所を見出しづらい。
▼コメント抜粋
会社では、ライバル企業や社内のライバルと戦って『お金を稼ぐ(勝つ)』ことが求められるじゃないですか。
だから、『お金稼ぎに直結することが得意な人』は優遇される。
逆に、『人との調和』とか『優れた感性』のような、『価値はあるのに勝ちにつながりにくい才能を持つ人』は、良き理解者がいる環境でないと、なかなか生きづらい。
大事なのは、良き理解者に出会うことで、自分の強みや特技を理解してくれる上司と巡り合えば、社内でも自分を表現できると思う。
*
④わたしの父は、会社に生きがいを見つけた
残念ながら、わたしは会社に居場所がなくて、フリーの道を選んだ。
でもね。
父親は違ったの。
父親は工場で働いてたんだけど、モノを作ることよりもパートのおばちゃんとのコミュニケーションが得意だった。
おばちゃんたちと楽しく話して、モチベーションを上げるのがうまかったの。
その特技を活かして働いていたら、上司から、その会社の展示館(ニンテンドーミュージアムみたいなところ)で働かないかと打診があったそう。
あたらしい職場は父親にとってまさに天職で、最高の自己表現ができたんだって。
「あそこに異動できてよかった」って、あうたびに言ってる。
その話をするときの父親は、いつも目が輝いているから、「ほんとに楽しかったんだなぁ」ってわたしも思う。
・・・
【3】まとめ
①求人票を見ても、自分の生き方は見つからない
さっきも言ったけどね。
『自分の生き方/自分の生きる道』は、自分で見つけるしかない。
求人票で一番マシな職場を選ぶのとは違う。
「わたしはこういう生き方がしたい!」という軸を先に定める。
会社で働くにしろ、フリーで働くにしろ、自分の軸にあった場所を選ぶのが大事なの!
*
②仕事と生き方は切っても切れない関係
わたしは、この2つを別々に考えるのは無理だと思う。
だって、仕事の充実度が、人生の幸福度につながるから。
「誰かの役に立てた」という快感って、ひとりで楽しむよりも大きいんだよね。
記事を書くとやりきった爽快感があるけど、「ほそのさんのポストで涙がとまりませんでした・・・」とコメントもらったときの方が、100倍うれしかった。
人の役に立つのって、ものすごく尊くて、ものすごく幸せになれるんだ。
*
③だからこそ、仕事と趣味はいっしょに考える
人生にとって、仕事と趣味は表裏一体なの。
完全に切り分けるのは無理。
中身は同じ人間なんだから、趣味が仕事に影響することも、その逆もある。
だったらね。
仕事と趣味をいっしょに考えた方が楽しいんじゃない?
ってのがわたしの持論。
この発想に共感する人も、共感しない人もいると思う。
人はみんな、自分ならではの考えを持ってるから、意見も人それぞれ違っていい。
大事なのは、「自分はどう生きたいのかな?」って胸に手を当てて考えること。
この記事で何人かの生きる覚悟を紹介したけど、あなたにはあなたの生きる覚悟が、きっとあるはず。
このnoteを読んで、「自分の生き方をもっと深く考えたい!」と想ってくれる人が1人でもいたら、わたしはうれしいな。
わたしだって、あなただって、生は1度きりだからね。
悔いなく生きようね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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