見出し画像

ほそのゆうたのプロフィール~『自己探求カフェ☕』を作った想い~

こんにちは、『自己探求カフェ☕』オーナーの、ほそのゆうたです。

今回は、わたし自身の自己紹介もかねて、『自己探求カフェ☕』への想いを語らせてください。

『自己探求カフェ☕』を作りたいと思ったのは、5年前。大学で、キャリアカウンセリングのお仕事をしているときに、ふとひらめきました。

  • ひとりになりたいとき

  • 物思いにふけりたいとき

  • 自分に向き合いたいとき

気軽に立ちよって、心のモヤモヤを浄化する。気持ちをリフレッシュして帰る。そんな場所があったらいいなぁと思ったのが、始まりです。


キャリアカウンセリングでは、いろいろな大学生とお話をしました。

  • やりたい仕事が明確に決まっている学生

  • なんとなく決めたせいで志望動機に苦労する学生

  • 「自分がよく分からないんですよね・・」と寂しそうにつぶやく学生

いちばん気になったのは、「自分が良く分からないんですよね・・」とつぶやいた学生です。というのも、まさにわたしが、そのタイプだったから。むかしの自分と重ねていました。


親は、わたしの感情を無視しました。嫌がっても、「これはあなたのためだから」と言って、聞く耳をもちません。嬉しいことを伝えても、話半分でしか聞きません。

わたしは、気持ちを受けとめてほしかったんです。泣いたら優しく寄り添い、頑張ったときは全力でほめてほしかった。

大人になってから、親にも事情があったことを知りました。だからいまでは、親への恨みや憎しみはありません。親も精いっぱい頑張ろうとしたんだと思います。

親は、精いっぱい子育てをした。わたしは、気持ちを受けとめてもらえず、悲しかった。どちらも事実。恋愛ドラマでよく見る、"すれ違い"に近いのかもしれません。

感情をうけとめてもらえなかったわたしは、しだいに感情を失います。最終的には、自分が自分でないような感覚に陥りました。これは、離人症といいます。


部活だけじゃないです。高校や大学選び、就職活動。あげくの果てには結婚まで。「ああ、わたしはこの人と結婚するんだろうなあ」と、まるで他人事のように感じていました。

だけど、あのころのわたしには、どうすることもできなかった。。

感情をすべて否定されていたから。本当の気持ちは、どこかに置いてきてしまいました。

会社ではかなり苦労しました。
「キミは何がしたいの?」
「で、何が言いたいの?」
何度怒られたことか。

わたしは、意志を持っていません。相手が喜びそうなら、やる。怒りそうなら、やらない。

だけど、その上司は、主体性を求めていた。部下が熱量をもって、「やりたいです!」といえば協力し、上司の顔色をうかがう発言を否定する。

親とは正反対でした。

あの苦しい経験が、
「自分をもっと知りたい!」
と、強く思うきっかけになったのかもしれません。

多くの人は、10代前半で得意不得意を知り、10代後半~20代前半で、自分の生きる道を見つけます。
※気になる方は【エリクソン 発達段階】で検索してみてください

わたしは、20年遅れでした。得意不得意を知ったのも、生き方が定まったのも、30代。書いてて悲しくなってきました。でもそれがわたしなんですよね。


こんなわたしだからこそ、「自分のことが良く分からない・・・」と言った学生に対して、強いシンパシーを感じたのだと思います。

あの日、具体的に何をすればいいのかは、まったく分からなかったけど、

  • この人のために何かしたい

  • もっと自分を分かってほしい

そう強く感じて、帰りの電車で、頭がずっとグルグルしてました。今でも忘れられません。


・・・


『自己探求カフェ☕』のお話に戻ります。『自己探求カフェ☕』は、note上にあります。店舗型カフェにもあこがれはありますが、気を遣いすぎるわたしには、Webが合っています。

目指すのは、メンバーがホッと安心できるところです。精神的な疲れをすべてつつみ込んで、安らぎを感じられるところ。学業や仕事・家事に気を取られて、ずっとスルーしていた自分の本心と向き合うところ。本当の自分で生きたいと思えるところ。

簡単ではないかもしれませんが、そんなカフェ☕を目指して、ことばを紡いでいきます。

わたしのモットーは、「やさしくありたい」です。小学生のとき、何を話しても真剣に受けとめてくれた、伊藤先生。わたしの卒業文集には、「先生みたいにちゃんと話が聞けるようになりたい」「心の広い人間になりたい」と、書いてありました。

今までの人生、仲間と激しく口論したり、批判的なコメントをしたこともあります。いろんな経験をしたからこそ、自分がどうしたいかに真剣に向き合って、いまは「やさしくありたい」と強く思う
どんな人にも、自らの経験から導き出した、自分だけの生き方があるんです。他人の生き方に対して、合う・合わないはあれど、良い・悪いはない。わたしはそう思います。

どんな人にも、「やさしくありたい」。いつでも真剣に受け止めてくれた、伊藤先生。彼女に負けないくらいの人間力を、身につけると決めました。

▼このリプ。いま考えると、めちゃくちゃ嬉しくて、めちゃくちゃ幸せになります・・。当時はリプを味わう余裕がなかった・・


疲れたとき。心を浄化したいとき。ゆっくり休みたいとき。ふとしたとき、『ほそのゆうたの自己探求カフェ🕊』に、足をお運びいただければ嬉しいです。


・・・


最後に、ひとつだけ言わせてください。わたしの心に、強く刻まれている想いがあります。

自分の生き方を決めるのは自分

わたしたちは、多くの人と関わって生きています。両親はもちろん、友人、上司・部下、親戚、ご近所。カウンセラーやコンサルタントとも、付き合うかもしれません。

どんな人と話しても、最終的に決めるのは自分自身です。自分の決断に責任を持つのも、自分自身。

わたしはずっと、親が喜びそうな道を進んできました。だけど、その生き方に納得はしていなかった。失敗したら人のせいにしたくなるし、後悔もたくさんする。なによりも、自分に誠実じゃなかったんです。

選んだ先には、きっと幸せが待っている

自分で選んだからといって、絶対に幸せになれる保証はありません。だけど、誰かに言われたとおりの人生を歩むよりも、自分で決断した方が、幸せを感じられる気がするんです。根拠はないです。なんとなく。感覚的にそう思います。

わたしは、わたしの感覚を信じて、自分自身で生き方を決める。

「いろいろあったけど、良い人生だったな」

最期の日にそう言えるように、お互いのペースで、まいにち大切に過ごしていきましょうね☕


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!