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なぜ「自家製醤油」作りを始めたのか


味噌はなんとなく作れそう。
だけど
"醤油は買う物"

そんな思い込みで30歳まで普通に過ごしてきた。

自家製醤油作りを
初めて知るきっかけは、
自然に根ざした宿「シャロムヒュッテ」
場所は長野県安曇野、北アルプスの麓にある。
(今は経営者が変わって、宿の名前も変わっている。)

宿のスタッフは、
安心安全な食生活を大事にし、
自然農の畑の作業や食事、生活全般を共にする。
自ずと調味料も自給する流れになるのだろう。

味噌は、
大豆と米麹と塩を混ぜ合わせれば
一年後には完成するのは知っていたが、

この宿では
大豆と小麦を使った醤油の元「もろみ」を
一年醗酵させていた。

しかも完成には
「醤油絞り師」
という得体の知れないその道のプロの方を呼び、

やっと醤油が出来上がる。

「よく分からないが、楽しそう!!!」

と思い、
自家製醤油のある生活。
への扉を開いた。

ただ、
楽しそう!と感情で動き、
よく分からなく始めた事で、
のちのち、
妻に色々と迷惑をかけて、
怒られるのだが。笑

という感じで、衝動的な始まりでしたが、
僕らの暮らしには、

なんとなく必要な気がした
自家製醤油だったのだ。

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