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保育園の先生の掃除機がけPart 1
初めまして、ゆうです。
さて、いきなりですが、保育園の頃のことを振り返ろうと思います。
掃除機好きな人って、みんな好きになったのが幼稚園や保育園に通っていた時なんですね。
自分もそうですが
3歳の時に、自分の通っていた保育園では、掃除機をかける先生が3人いて、毎日日替わりでやる感じ。男の先生が1人、女の先生が2人でした。
掃除機は普通の紙パック式。
お昼寝の後、みんながおやつを食べる時間に、おやつを食べる部屋以外を掃除機がけし、その後外で遊ぶ時間におやつを食べていた場所も、と言った形でした。
その3人の中には、自分が好きだった先生もいて、その先生にお昼寝の時はお腹をトントンしてもらっていたのですが、掃除機がけの仕方が1番好きなのもその先生でした。一度、その先生に「掃除機かけて」と頼み込んでやってもらったこともあります。
今回はその時のエピソードを書きます。
その女の先生は、自分たちがお昼寝のお布団を片付けている間に掃除機を持ってきて、コードを最大まで伸ばした状態で一旦その場に置くと、自分たちの布団の片付けを手伝って、おやつを食べるテーブルまで連れて行ってくれます。
その後、自分たちがおやつを食べ始めると、掃除機がけの開始。
まずスイッチを入れると、自分たちが寝ていたところに掃除機をかけ始めます。
縦方向で吸い残しがないように丁寧にかけ、端っこの方にいってしまったほこりも残さないように、ヘッドをガツガツと当てて吸い取っていきます。
掃除機をかけていく中で、やっぱり教室は広いので、ホースを手で手繰り寄せながらかけなきゃいけない。そんなエプロンを着たポニーテールの先生は、1番印象的でした。
その後も掃除機がけは続きます。
ここに書くのは、1番掃除機がけの時間が長かった時のバージョンです。
次に窓を開けるとT字ヘッドを外し、親子ノズルでサッシをなぞるように吸い取ります。その窓は、保育園の外が見える窓だったので、風で溝に入りこんだ砂を、容赦なく吸い込むチャリチャリという音がかすかに響きます。
そこを吸い終わると、一旦スイッチを切って手元ノズルだけの状態にし、一旦地面に掃除機を置き、椅子を持ってくると、エアコンの掃除に取り掛かります。
ただ、その前に、ヘッドを外した掃除機を、教室内にある水道の下に突っ込み、下に溜まったホコリや砂などを、親子ノズルで吸い込んでいきます。
シューーっと、掃除機のヘッドを滑らせながらチャリチャリと砂などを吸い込んでいく先生を、自分はずっと見ていました。
まずエアコンのフィルターを外すと、手元ノズルで、こびりついたホコリを丁寧に吸い取っていきます。吸う力が強くて吸い付きすぎたのか、途中で掃除機についているブラシを装着して吸い取っていたのが印象的でした。
ただ、その先生は掃除好きなのか、他の先生が掃除機がけしないところも勝手にやろうとする先生でした。この日以外にも、ピアノを動かしてその裏についたホコリを、親子ノズルや手元ノズルで、ズボズボと吸い取っていたり、たまにおやつを盛大にこぼしたりしても、乾燥した物であれば、T字ヘッドを被せてバリバリっと豪快に吸い込んで綺麗さっぱりにすることもありました。
またある日は、外から帰ってきた自分たちに付着した泥などを、手元ノズルでズボッ、ズボッと吸い取ったりしていたため、今考えれば多少の大きなゴミや食べかすなども、平気で吸い取っていたのだろうと思います。
この日もそんなこんなで、その先生は1人でにエアコン掃除にうつったため、自分たちにおやつを食べさせてくれていた先生たちも、フィルター掃除の後、椅子に乗り、掃除機本体を持ち上げながら、不安定な椅子の上で、エアコン本体に付着したホコリや、今考えれば黒カビなどもシューーっと吸い取っていく先生を見て、慌てて駆け寄っていき、椅子を支えていたのも印象的でした。
その後無事、エアコンに付着していたホコリをくまなく吸い取った後も、先生の掃除機がけは続きます。
そこから床に落ちてあった延長ノズルとT字ノズルをくっつけ、それを本体にカチッと装着させると、次に向かう場所は玄関でした。
廊下を掃除機がけする音がおやつを食べる自分の耳にも入り、気になってずっと先生の掃除機がけを見ていました。
その先生は廊下や階段の掃除も丁寧で、フローリングのような床をT字ヘッドでかけた後、わざわざ掃除機を強に変えて、親子ノズルを壁に沿わせて丁寧にホコリを吸い込んでいました。
今考えれば、そんな光景を見せてもらえて、最高だったと思います。
後半に続きます。