僕の家に来たメイドのさやかさん epゆき 1 🔞
入学からのバタバタとした日々が終わった5月の終わり頃、私はいつも通りの日々をクラスで過ごしていた。幼馴染のゆうととは幼稚園からずっと一緒で、小学校の時も親子共々仲が良く、私たちはそれぞれの親が話し合った結果、都内でも有名な私立中学への進学をすることになった。同じ小学校の同級生とは今もまだ遊んだりするが、電車で通わなければならないくらいの距離なため、最近はクラスで仲良くなった友達と遊ぶことが多くなり、昔からの馴染みはゆうと1人になってきていた。
この学校はある程度自由な校風を謳う学校で、制服以外は髪型も自由で、高等部に進学すればピアスなども自由にすることができるくらいの学校だった。そのかわり、学業やスポーツの成績は良く、メリハリのついた学校だった。
今日もいつも通り投稿した私は、同じクラスになることができたゆうとと共に朝のホームルームを迎え、特に変わることのない1日を過ごしていった。そして、6限が終わりを迎えると、いつも通り掃除の時間になった。
私たちのクラスにはスポーツ推薦の子も混ざっているため、掃除の時間から部活に参加する子もちらほら混ざっていて、彼らが出ていった後にいつも掃除は始まる。ただ、その間にも準備はしておいて損はないからと、先生の主導で私たちは各自の持ち場で使う掃除道具は机の横に置いておくしきたりを持っていた。私は教室に掃除機をかける担当で、この時間になるとロッカーから本体と分解した状態で置いてある延長ノズルなどを装着して、席に座って待つのが日課だった。
いつも通り私は廊下の掃除用具入れから掃除機を取り出し、自分の机のところに持ってくる。しかし、後ろの席に座るゆうとは、確か廊下の水道掃除の担当だったはずだが、未だに掃除の準備をせずに机でぼーっとしていた。しかも、この日のゆうとは朝からいつにも増してぼーっとしていた気がしていた。
「ゆうと、何ぼーっとしてんの?」
「いや、別にいいじゃん、休み時間くらい。」
「でも、もうすぐ掃除の時間じゃない。みんなもう準備始めてるわよ。」
「ああ、ごめん、俺もすぐに行くよ、、」
その気のない返事に、私はいつもとは違うゆうとを不自然に思っていた。ただ、もう掃除が始まるため、私はゆうとにこれ以上構うことはなく、掃除機がけを始めることにした。
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