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節分の日の掃除機がけPart2🔞
当日へ続きます。
節分の日の当日は、Part1に書いた通り泣く子もいればその子を守る子や、先生にしがみつく子などたくさんいて、阿鼻叫喚の嵐の様子になる時もありましたが、先生たちがなだめたり、流石に鬼も園児が泣きすぎるとあんまりぐいぐい来なくなるので、みんなで力を合わせ、最後はしっかりと玄関先まで追い払うことができたと思います。
そして、しっかりと撒かれた炒り大豆は、ところかしこと保育園中に撒かれている様子でした。
ひととおりの豆まきが終われば、豆を拾ったりして食べたり、元気よく走り回ったり各自で楽しく過ごしました。前の日に先生たちが頑張って保育園中の掃除をしたおかげで、床に落ちた豆を拾って食べてもあまり怒られることなく、みんなで楽しく過ごしていました。この日はちょっと遅めのお昼ご飯を食べてその後はもう帰りの時間まで自由に遊んでいい時間でした。しかし、豆はそこらじゅうにばら撒かれているのは変わりません。
そして、大好きな先生がそれを気にして掃除をしたくなるのも時間の問題でした。
「△△先生、これ掃除しちゃう?」
僕たちが豆が落ちているのを気にせず遊んでいると、先生は別の先生に相談しているのが聞こえてきました。
「でも、今日はみんながまだ帰ってないからねー。帰った後にする予定だったし、このままでいいんじゃないかな?」
「だけど、踏んだら汚くなるし、それ食べちゃうのもどうかと思って。」
「そうかー、じゃあ掃除してもいいんだけど、今はみんながいるから、手で拾うしかないよね。」
「うーん、手で拾うの大変だけどな。掃除機で吸っちゃいたいんだけどね。」
「あー、それだと延長の時間まで待たないと。」
「そっかー、、、」
そう言って先生は掃除機の方を見ながらも、諦めて職員室の方へとてくてく歩いていきました。お昼ご飯が終わってから降園する時間までは1時間程度なので、それまで待つのだと僕は認識しました。そして、案の定先生は職員室から戻ってくると、みんなと一緒に遊んでいました。僕も当然先生に遊んでもらいながら、ついに帰りの会の時間を迎えたのです。
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