わたしが発信するようになった理由 『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』を読んで
私たちは情報発信か当たり前となった時代に生きています。しかし少し前までの私は、SNSは見る専で発信なんてしようとも思っていませんでした。そんな中で一つのきっかけをくれた書籍『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』をご紹介しましょう。ちなみに読み終えたのはちょうと1年前です。今回はEvernoteに残していた読書メモを元に再構成してみました。
ふわりとした印象の癒やされる本
本を手にして読み始めた時、とても優しい雰囲気を感じたことを覚えています。作者自身の人柄やそれを表現した文章、体裁などが一体感をもって作られているからなのでしょう。本を読んで新たな学びを得ることは大切ですが、文章を読むだけでリラックスし、癒やされる体験は初めてでした。
普段はもう少し硬めの本を好んで読むので、こんな本もあるんだなぁ、と感慨深く思ったものです。まるで少女漫画を初めて手に取った男子高校生のような、そんな気持ちだったかもしれません。
何を発信してもいいんだ
本書から得た最大の学びは発信するハードルを大きく下げられたことでしょう。SNS発信に二の足を踏む理由として、「間違っていたらどうしよう...」「こんなの皆知ってるよね...」と、不安になる気持ちがあります。これに対して本書では、自分の80%は誰かの100%という考え方を提案しています。自分にとっては新鮮味がないと思っても、他の誰かには新鮮に映るとのこと。小難しく考えるのではなく、書くか/書かないかのシンプルな二択をもって気軽に発信することが大切です。
また、本書で紹介された「何をしていてもコンテンツになるから最強」というエピソードは面白く、そして納得できる考え方でした。コンテンツ化するという目線で日常を見ていると、意外と多くの発見があるものです。最初は難しいですが、少しずつできるようになると素敵な世界の切り取り方ができるようになるかもしれませんね。
今までの1年を振り返って
本書を読んで勇気をもらえたからなのか、徐々にSNS発信を増やすようになりました。最初はTwitterから始めましたが、今ではnote、Instagramと段々広がっていっています。SNSの性質に合わせて、発信内容を変えるのも楽しいですよ。
まとめ
いしかわゆき さんの『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』から得た学びと、行動の変化を振り返ってみました。私の周りにもSNSは苦手という人も多くいます。でもこれだけ発信する機会が多くあるのですから、楽しまないと損だと思っています。まだ発信に二の足を踏んでいる人は、まず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。