人と生きることが好きだ!と言いたい #soar応援
こちらの記事には、ウェブメディアsoarの4周年に向けて、soarメンバーやsoarライター・これまで記事に登場した方たちがsoarへの思いを綴ったコラムを掲載しています。
こんにちは!6月からsoar事務局インターンを始めてあっという間に半年が経ちました。普段、目まぐるしく日常が過ぎる中で、この半年を置いてけぼりにしたくないので、なぜsoarでインターンをすることにしたのか、半年間経った今思うこと、これからどんなことをしていきたいのかについてこの場を借りて改めて考えてみたいと思います。
人のやさしさに触れて気づいたこと
soarにインターンとして入る直前、人生の中でとても辛い時期にありました。大学生になってから、地方出身の私は、せっかく上京させてもらったし、大学生になったのだから今しかできない経験をしようと意気込んで様々な活動していました。学生団体での国際協力活動を通じてカンボジアに行ったり、地方でまちづくりをやったり、キャリア教育に携わってみたり...。やりたいことを片っ端からやってみることは楽しかったし、とても充実感を感じていました。しかし、そんな生活の中で、人との関係性に悩み、どうしようもなく辛くなってしまうことがありました。頭では理解できても、心が追いつかない毎日に、次第に「自分なんて...」「こんなにダメな奴は自分だけだ」と自分自身を責め、様々な活動を止め(当時ご迷惑をおかけしてしまったみなさん、すみません...)、家に引きこもるような生活を送っていました。
そんな自分自身が立ち直るきっかけを与えてくれたのは、「人」とその人の「物語」でした。お世話になっていた方に状況を伝えた時、同じように投げ出してしまった自分自身の辛かった過去を打ち明けてくれました。
“弱い自分を受け入れる。弱い人でも受け入れられる。そんな社会でありたいと思う。だし、僕はそう在りたい。そんな社会をつくる。”
その時にもらった言葉はお守りのように、挫けそうになったときに今でも自分を励ましてくれます。
たくさんの人のやさしさに触れ、「あぁ、自分は一人じゃないんだ」と気づいたことで少しずつ前を向いて未来を考えることができるようになりました。
そんな時に、出会ったのがsoar。「なんでこんなにやさしさに溢れているんだろう?」と泣きそうになりました。僕はここに居て良いのかもしれない、そんな風に思わせてくれるやさしさがsoarにはありました。自分自身が人のやさしさに救われた経験からsoarでやさしさについて考えたいと思い、インターンを始めることにしました。
soarに入って思うこと
soarでインターンを始めて、半年が経って今改めて思うこと。それは、「人のやさしさを引き出すメディア」だということです。
普段は、説明会やイベントの運営をしています。そこで参加者から「記事を読んでやさしい気持ちになれました」「一人じゃないんだと思って安心しました」という声をもらうことがあります。こんな瞬間は、本当にsoarで働いていてよかったなぁと思います。
この世にやさしさを持たない人間はいないと思っています。本来はやさしさを持っているのに、余裕がなかったり、なんらかの困難にぶつかり、やさしく在れない人がいます。そんな時に、やさしさを引き出してくれるのはやっぱり「人」だと思うし、その人がもつ「物語」の力だと思います。soarは「人の可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」メディアです。たくさんの希望の物語が、いま現在つらさを抱えている人の希望に変わる。その希望が、その人が持つ本来のやさしさを引き出すのだと日々感じています。また、その人のやさしく希望に溢れた物語もきっとどこかで誰かの希望になっていくのだと思います。
これから実現していきたい未来
soarでインターンを始めて6ヶ月。これからsoarで、もっと多くの人に希望の物語を届けたい、さらにやさしさを届ける人を増やしたいと思っています。
自分自身がつらい状況にあったとき、人と生きることはめんどくさいし自分は独りぼっちなんだと思っていた自分と、それでもやっぱり人と一緒に生きていきたいと思う矛盾した自分がいました。どうせ、生きるのなら誰かと一緒に生きる未来を目指したい。一人ぼっちだと思わず、人と生きることが好きだ!と胸を張って言いたい。そんなやさしい社会をsoarを通じて、これからつくっていきたいと思っています。
Written by 齊藤湧太/ 事務局インターン
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soarはNPO法人soarが運営するウェブメディア。「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」ことを目指し、障害者や高齢者、LGBTなど様々な人の生き方やサポート事例について紹介しています。
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