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仕事について

自分との対話ツールとして、本音をワーワー書く手書きの日記帳もあるが、それとは別に、何となく公開日記を書いてみたくなったので、今日を1日目としようと思う。

最近読んだ本で、なるほどと思う仕事観に出会った。
それは、仕事に”生きがい”を求めないということだ。

その本の筆者によると、最近の日本人は仕事に期待感を持っているらしい。例えば、自分に合った仕事があるのではないかとか、仕事は自分を成長させてくれるとか、思い込んでしまうようだ。けど、仕事にそういった生きがいを見出せている人はわずかで、そういう仕事観を持っている人は多くが、3年以内にやめてしまうらしい。その理由は2つ。1,仕事が自分に合わなかったから。2,人間関係がうまく行かなかったから。筆者は鋭い。1の理由でやめた生徒に、「君程度の人間を雇ってくれる会社って他にあるの?仕事が君に合わせてくれるわけないじゃん。」と言ったらしい。というのも、企業側は、優秀な人材を求めて、ホームページの求人欄に実態と違ったことを書くことも多々あり、それに疑問を持たなかった就活生が、そのまま入って、合わなかったとやめていくそうだ。この場合、企業は責任を負わない。騙された方が悪いということになるのだ。

じゃあ、仕事にどう向き合えば良いのだろうか。それは、自分にとって最低限、何が必要かを基準に考えることだ。仕事は人生ではない、生き方に合わせて仕事をするということだ。例えば、読書や映画鑑賞が趣味なら、最低限その趣味を続けられるよう金と時間が手に入る仕事にすると言った感じだ。

別の本に、国際競争力トップのデンマークの人々の仕事について書かれていたが、それと通ずるところがある。とても面白かった。多くのデンマーク人は、人生で大切なものを質問されたとき、すぐ言えるくらい自分の価値観を持っているのだ。例えば、一番が家族、二番目が仕事、三番目が友人と言ったように。そして、必要のないものはバッサリ切り捨てる。SNSやスマホなど無駄な時間を削り、家族と一緒に過ごす時間を優先する。なるほど、本当のタイパだ。自分にとって大切なもの以外に時間をかけないのは、限りある人生において、完全に理にかなっている。

ここだ、自分のウィークポイント。自分にとって大切なものは何か考えたことすらなかった。結局、色々「試行錯誤」して、自分ってこれさえあれば幸せだなってものを見つけることをサボると就職時に、仕事に生きがいを求め、散々な結果になるというわけだ。あくまで、会社は金を儲けてなんぼ、使えない社員は淘汰されていくのだ、、、、

意外と長くなってしまった。次回はおそらく、もっと雑で、短い文になるでしょう??


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