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ライフキャリア設計 - 人は人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い【ポジウィル体験記】#06

2023/07/15 (土)
POSIWILL CAREERの6回目の面談。
今回は引き続きライフキャリアについて考えるという面談でした。

【現在の悩み】
自分のやりたいこと、興味のあることが分からないままプログラマーへ就職してしまい、プログラマーとしてやっていくのが厳しくて逃げるようにテストエンジニアに転職したが、結局モヤモヤがありながら働き続けている。
キャリアが迷子状態になっている。
【ポジウィル受講後のゴール】
自分はどうありたいか。どんな職場環境が良いのか言語化できること。
【思考の癖】
「人目を気にする」「人と比べる」「すぐ諦めてしまう」
これは「フロイトの防衛機制が働いている」から悪いことでは無い。
自分の強み】
自己表現ができる
・人やものを見て理解を深めることができる
・人やものを見て観察した上で関わり方を柔軟に変えていくことができる
・自分が得たいものを得ようと際限なく努力することができる
自分のモチベーションの根源】
人から認められる(承認欲求)
・興味関心がある
・目的が明確になっている
【人生の軸】
・自分に嘘を付かない。
・自分が納得できる幸せを手に入れる。

前回のお話はこちら ↓


ライフキャリア設計ワーク(4L)

事前に杉山さんから宿題として出されていた課題のライフキャリア設計ワークを一緒に確認していった。
Labor(仕事)、Love(愛)、Learning(勉強)、Leisure(余暇)の4つのLから現在の状況、三年後、五年後の理想を記載していった。
記載していくと、4Lの割合として高い順番から以下のようになった。

1. Love(愛)
2. Leisure(余暇)
3. Labor(仕事)
4.  Learning(勉強)

Love(愛)とLeisure(余暇)はだいたい一緒でその次のLabor(仕事)とLearning(勉強)もほぼ一緒の比率となっていた。(Labor(仕事)が少し高いくらい)

あなたの人生の軸

4Lの理想と共に自分の人生の軸も事前に記載していた。
自分は、以下のように回答している。

・自分に嘘を付かない。
・自分が納得できる幸せを手に入れる。

その中で「納得できる幸せ」とは何か?と杉山さんから質問が来た。
自分は、具体的に「理想のパートナー像/友達/職場の人たち」を記載。
自分でも引くくらい理想郷過ぎて「まぁこんなの全部上手く行くわけないですけどね。」と言った。
杉山さんからは「それでいいと思います」と言ってくれた。
その中で「パートナー、友人、職場の人」で行くと優先順位はどれが高いかと質問が。
自分は咄嗟に「パートナー」と答えたが、自分で答えてて、それでいいのか?って少し思った。
結婚したら幸せなのか?彼女ができたら幸せなのか?
色々と思い出して言葉に詰まってしまった。

杉山さんからは「すると、自分の幸せを考えたら一つに固執するよりかは全部満たしていく事が大事なんですね」と言ってくれて納得した。
アドバイスをもらいながら、自分の理想のモデルケースは両親だったなぁと改めて思い出した。
お父さんが自営業で美容師をやっていて、お母さんもその従業員として働いている。二人は長年の結婚生活から自分と弟を成人まで育て上げた。両親は休みの日は思いっきり遊んで、二人で遊ぶのもあるし、それぞれで趣味を持っていて色んな事をしている印象だ。
自分もそんな風になりたいなと密かに思っていた。

理想のパートナー像

「パートナー、友人、職場の人」の中で優先度が高かった「パートナー」について少し深掘りしていった。
自分は理想のパートナー像は以下のように記載している。

きちんとお互いの価値観を共有して、お互いの事を話あえる。たくさん話し合って幸せなことや悲しいことも全部共感し合って、生涯この人と一緒にいたいなと思える関係。

なぜこの理想像になったかと言うと過去の恋愛経験がきっかけだった。
包み隠さず言うと自分は恋愛経験が少ない。
恋愛経験は「三人」である。いずれも高校生、専門学生、社会人で交際した。今は特に恋愛はしていない状況である。

直近のお話で行くと、半年前くらいに「オンラインゲーム」で出会った人と交際まで発展した。その人は自分の11歳年上で二人の子供がいるシングルマザーだった。
正直、この人を支えられる年収も無く、将来子供含めて支えていけるのか心配だった。その不安を押し殺して、「今が楽しければいっか」って自分を誤魔化しながら付き合ってきた。

しかし、ある時から彼女の反応が少し冷たいというか・・・違和感を感じた。自分が嫌われていたら・・・と思うのが怖くて気にしないようにはしていたが、それが三カ月以上続いた時に我慢できなくなって聞いてしまった。
彼女からは「あ、そんな反応だった?全然無意識だったよ。ごめんね」とだけ来た。

無意識だったのか・・・?
でも普段の彼女は友達と接する時はそんな冷たい反応をしない。
自分にだけ冷たい対応をされてしまうのだ。

どうしてなんだろう・・・。と思っていたある時に彼女から連絡が来た。
今まで黙っていたけど、あなたのこんなところが嫌だった。と過去のエピソードを添えて自分はこんな感情だったと事細かく伝えてくれたのだ。

これは自分の悪い癖なのだが、思考の癖にもある通り、「すぐ諦める」癖があり、自分が少しでも嫌だって思う事は周りの迷惑も考えずに「辞める!」って決めてしまう。それに振り回されて疲れてしまったのだ。
前回の記事でも言った通り、オンラインゲームで行きつく先である「高難易度コンテンツ」これにみんなで挑戦しようってなった時に、当然自分は予習するのも足を引っ張るのも嫌だったので、少しやって「諦めた」
周りの迷惑も考えず、自分の事ばかり考えていたのだ。
自分さえ良ければ良い。そんな考え方が中心的な自分は無意識に彼女をかなり振り回してしまったんだなと反省した。

オンラインゲームはどうしても人との関わりが必須になってくる。
人間関係の事を常に意識しておかないといけない状況下で「いやでもどうせネットの人だし、いざとなれば辞めればいいだけだしな・・・」とか「プライベートにまで人に気を遣うのはさすがに疲れる・・・」という思考だった。ただ、彼女は違っていて、せっかく出会った友達は本当に大切にし、どんなに大変なコンテンツも付き合ってくれるし、友達が落ち込んでいたらすぐに励まし、何かをクリアしたらすぐに褒めてくれる。誰にでも。

自分は正直、他人がどうなろうがどうでも良かった。
今でも思う。彼女との「価値観」は正反対だったんだなって。

「常に他人の事を思って行動する」彼女と「常に自分の事を思って行動する」自分とは考え方が違っていた。
彼女からは「少数派の考え方だね」と言われた。
確かに、周りからはよく「変わっているね」って言われる事も多く、「空気」が読めずに高校時代は「孤立」した経験もある。
これは確証にはならないが自分は「AB型」っていうのもあり、変人みたいな考え方をしていてもおかしくない。「少数派」って思われても仕方なかった。

今までの自分なら、「自分を傷つける言葉を投げかけてくる人は許せない!」って思っていたけれど、さすがに「そんな考え方じゃいつまで経っても変わらないままだよな・・・」と思い、多少怒りはあるものの、受け入れた。自分を少しでも変えようと自分からイベント事を誘うようにしたり、友達が何かを達成したらおめでとう!何か落ち込んでいたら大丈夫?とか色々と周りを思いやる行動を取るようにした。

でも、すごく疲れた。
おまけに彼女からの冷たい対応は変わっていなかった。
さすがに「今後どうしようか?」ってお話をした。
彼女曰く、自分の周りで起きている事象を飲み込んで消化するのに時間が掛かってしまう。だから消化するまでは色々と気分が落ち込んでしまって、無意識に冷たい態度になってしまうらしい。
そして、恋人に対する見方と友達に対する見方は違う。彼女からして友達としてなら許せていた事も、恋人としてなら許せない事もある。色々と考えが巡り巡って自分を納得させて消化するのに時間がどうしても掛かってしまうのだ。
ただ、自分としてはこの状況が続くのは正直しんどい。
結果、お互いよく話し合った後に「お別れ」する事となった。

ただ、今回の件に関しては自分の事しか考えていない思考は少し修正する必要があると感じた。自分主体の行動をしすぎて「彼女ってステータスが欲しいだけなんじゃないの?」と言われる程だ。
今回の件を反省して、次に大切な人ができた時は、お互いもっと深く話し合いができたらいいなと思った。そこからお互いが納得できる意思尊重がし合える関係が築けたらベストだ。
お別れは寂しかったけれど、年上の方からのアドバイスや考え方も多く吸収できて、少しでも自分の成長に繋がったのかなと思う。

杉山さんからは「ユウタさんの中で人生の一番大事なターニングポイントだったんですね」って言ってくれた。

14の労働価値

ライフキャリア設計ワークの後に「14の労働価値ワーク」も宿題として出され、こちらも一緒に確認していく事となった。
提示されている「14の労働価値」の中で1~3番目に大切にしたい労働価値を選択していくというワークだった。
自分は以下のよう労働価値を選択した。

1番目:ライフスタイル(ワークライフバランス)
2番目:能力の活用(自分の能力を発揮できる)
3番目:愛他性(人の役に立てる)

1番目は大前提としてワークライフバランスが整っている環境下で仕事がしたいのがあった。価値観として焦点を当てていくのであれば2番目~3番目のところを杉山さんと話し合っていった。

現状、どんな能力を活用していきたいと思いますか?

この問いには言葉が詰まった。現状、どんな能力があるのか分からないのだ。でも例えば誰かが困っている事象に対して自分の能力を活用して問題を解決する。それによって困っている人から感謝されるという流れであれば自分としても達成感が得られるんじゃないかと思った。

すると、杉山さんからは「”何に”困っているかが業界や職種を絞るヒントになりそうですね」と言われた。ここは結構難しい。
困っている事は探せばいくらでもある。ファッションセンスが無い人ならファッションセンスがあるプロにコーディネートしてもらえば良い。計算が苦手な人がいたら会計士が変わりに行う。会社のロゴをデザインするのに困っているならプロのデザイナーが作成する。
こんな風に困りごとを整理すると自然とどんな事に携わりたいか見えてくるかもしれない。
自分としては、これまでの自分の悩んできた事について他にも困っている人がいたら手を差し伸べる存在になりたいなと考えていた。
これまでもずっと悩んできた「キャリア」についてだ。
後はこれは自分の興味ってところで言えば、幼少期から絵を描いている事で「デザイン」に関する事も興味がある。

杉山さんからは漠然とした方向性は見えているものの、それに対して自分はどう活かせるのか、その職種に関してやっていけるのかと言った不安がある。それは業界、職種に対して理解が足りていないからで、その理解が深まる事によって自分に合う業界、職種が分かってくるんじゃないかとアドバイスを受けた。なので、これからのフェーズとしては職種理解をしていく事とした。
漠然とした不安はあるものの、それは「分からない」不安によるものだと思う。この「分からない」事が「分かる」ようになれば漠然とした不安は解消される。調べる度に「これって自分はやっていけるんだろうか・・・?」って思いがあるかもしれないが、それも職業選びの醍醐味として頑張っていこうと思う。
もう残りの面談回数も少ない。自分にとってどんな業界、職種をやっていきたいか、自分はどんな人生を歩んでいきたいか。これらを杉山さんと共に明確にやっていきたいと思う。

今回の学び

・自分の労働価値:自分の能力を活用し、人の役に立つ事ができる。

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