変数(重複、再代入、定数) vol.9
今回は、変数の重複、再代入、定数について説明していこうと思う。
1.変数の重複
このように、整数型intで、ageという変数最初に宣言している。
そのあとに、参照型のStringでageを宣言している。
ageという変数が重複している。写真で見えにくいと思うが、String ageのageに赤い波線が書かれエラーとなっている。
エラーになる理由として、int型なのか、String型なのか判断できなくなるため、同じメソッド内で変数の重複は許されない。
また、同じint型だとしても、変数名の重複は許されない。
メソッドとは、複数の文をまとめて、それを1つの”処理”として名前を付けたもの。(今後詳しくやる)
上記のpublic static void mainに当たるものがメソッドだ。この宣言の後に「{(波カッコ)」があると思うが、その範囲内では変数の重複はできない。
では今回のようなエラーを無くすためにはどうするかというと、変数の名前を変える。age1でも変数が違うと認識されるため良いが、変数名で数字はあまり使わない方がよい。
なので、もし年齢をもう一つ作ることなどがあれば、hisageや、ishikuroageなどあまり長くなるのは好きではないが、わかるようなものがよいと思う。
2.変数の再代入
上記のように再代入する際は、一度宣言したものはintやStringなどのデータ型を書かずにそのままageなどの変数名から始め、値を代入する。
コンソールに表示させるとこうなる。
このコンソールを見るとわかると思うが、プログラムは上から順に実行されている。
前回紹介し忘れていたが、コンソールに表示させる際は、
System.out.Println(age);
の様に、変数は”(ダブルクォーテーション)でくくらない。
もし、くくると変数としてではなく、ただの文字列として表示される。
3.定数について
そして最後に定数を紹介しよう。
今まではString food ="banana";のように書いてきた。
代入や文字連結が変数ではでき、変化させられるから変数といわれている。
定数とは何か。変数とは違い宣言後、変わることのないデータのことだ。
上記の様にintやStringの前にfinalを付けるだけで、定数の宣言ができる。
day=5;の後に、見えにくいがこれもエラーとなっている。
定数宣言したものを再代入しようとするとエラーが発生するため、データの書き換えができなくなっている。
プログラムが長くなると変数も増え、書き換えたくなかった変数も誤って書き換えてしまい。バグにつながることがある。
そのようなときに定数宣言しておくことで、回避できる。
今回は以上。
次回は、演算子の紹介や、計算をしていきたいと思う。
では、また次回
元体育会系文系エンジニア石黒