
【視察レポート】AFC U20アジアカップ in 深圳 – 日本 vs イラン戦を現地で観戦

1泊2日の弾丸視察でAFC U20アジアカップ(中国・深圳開催)の日本 vs イラン戦を観てきました。試合は1-1のPKで日本の勝利。これによりU20のWCの出場を日本は決めました。LA世代(2003〜2004年生まれ)の選手たちが、負ければ終わりの緊張感あふれる環境下でプレーする姿を海外で見られたのは、貴重な体験でした。
試合の詳細な分析はここでは触れませんが、この世代の選手たちが今後どのように成長していくのか、非常に楽しみです。

深圳 – 中国のシリコンバレーで感じた進化

今回のAFC U20アジアカップの舞台は深圳(Shenzhen)。中国のシリコンバレーとも呼ばれる都市で、IT企業が集積する最先端都市です。
個人的には、2019年に重慶を訪れて以来の中国。久々の訪問でしたが、やはり中国の進化スピードには驚かされました。
香港経由でのアクセス – 高速鉄道が便利だが時間に注意
香港国際空港から深圳への移動は、高速鉄道を利用。


✅ 移動ルート
香港国際空港 → (電車約25分)→ 九龍駅
九龍駅 →(徒歩10分)→ 香港西九龍駅
香港西九龍駅 →(高速鉄道 約15分)→ 深圳・福田駅
香港西九龍駅で高速鉄道のチケット購入+出入国手続きを行う必要があり、思ったより時間がかかるので要注意です。
帰りは、深圳・福田駅発6:45の始発に乗車し、香港空港10:30発のフライトにちょうど間に合うくらいのスケジュールでした。

中国のキャッシュレス社会 – 現金は一切使わず
改めて感じたのは、中国のキャッシュレス化の進化。現金は使う機会がないといっても過言ではなく、WeChat PayやAlipayが必須でした。
一部の店舗ではクレジットカードが使えないケースもあり、日本人にとっては少し不便に感じる場面も。旅行前に電子決済の準備をしておくのがベターです。
移動はDidi一択 – 日本のタクシーより格安
移動は基本的にDidi(滴滴出行)を使用。
✅ メリット
日本のタクシーより圧倒的に安い
配車もスムーズで使いやすい
ただし、アプリ操作は基本的に中国語なので、少し慣れが必要です。
試合のチケット入手は困難 – 事前の情報収集が必須
今回、最も苦労したのが試合のチケット入手。
公式サイトやネット上の情報が分かりづらい
Googleマップで検索しても会場が複数表示される
現地での言語サポートなしでは難易度が高い
結局、現地の友人に頼んで前日にチケットを確保しましたが、事前にしっかり情報を集めておかないと、試合観戦自体が危うくなる可能性もあります。
深圳での体験 – 自動運転タクシー&テンセント訪問
今回の視察では、試合観戦以外にもいくつか面白い体験をしました。
✅ 自動運転タクシーを初体験
深圳では、自動運転タクシーが運行されており、実際に乗ってみました。
ハンドル操作なしでスムーズに走る様子は、まさに未来の交通そのもの。


✅ テンセント本社訪問

深圳は、テンセント(Tencent)をはじめとするIT企業が集まる都市。
オフィスエリアに立ち寄り、中国のテック産業の勢いを肌で感じることができました。(休日で閉まってましたが笑)
食文化&リラックス – 屋台とマッサージが最高
✅ 朝の屋台めぐり
朝食はローカルの屋台でチャレンジ
ただし、メニューは基本的に中国語オンリー
✅ マッサージのレベルが高い
技術の高さはピカイチで、深圳滞在中に一度は行くべき
今回の視察を通じて改めて感じたのは、スポーツに限らず、海外で現場を体験することの大切さです。当たり前と言えば当たり前ですが、やっぱり行かないとわからないことや感じれないこと。訪れないチャンスなどもあると思います。
日本国内での情報収集も重要ですが、実際に現地に足を運び、街の雰囲気や発展スピード、スポーツ文化を肌で感じることが不可欠だなど改めて実感しました。
今後も、世界を視野に入れながら、スポーツ&ビジネスの現場に積極的に足を運ぶことは大事にしていきたいです。