人と比較することに意味はあるのか
人と比べることに意味はない。
人は生まれた瞬間から環境の違いがあり、家庭環境が良い人は幼少期からの英才教育により、生まれた瞬間から就職に至るまでの様々なプロセスが圧倒的に凡人と異なる。頭脳や価値観は市場価値に沿うものとなり、その差を埋めることはできないだろう。
だからこそ、人は人。自分は自分。もはや比べるだけ無駄。比べたところで勝ち目は全くないのだ。
だが、本能的に他者と比較してしまう感情は備わっている。それは、人間が社会的な生き物で、自分が周囲と異なる行動をとっていたら、集団から見放されたり、邪魔な存在となり、生きていくことができなくなってしまうからである。
そのため、自分より優れた存在を認め、その存在に従うことで人間は子孫を繁栄し続けることができた。
しかし、時代は集団になじまずとも、生きていくことができるような社会になりつつある。
今は個人事業主として、ウーバーイーツなどで生きるだけの収入を得ることは可能だし、個人で稼いでいける仕事はほかにもたくさんいる。
だれかと比べずとも生きることが可能になったのだ。
昔は生きるために他者と比較する力が必要だったが、今はその能力はもはや必要ない。
必要なのは内省する力。
一歩先の自分のイメージを持ち、そのイメージに近づくために何ができるのかを考えること。
できないことをイメージをしても卑屈になるだけ。
自分ができそうなイメージをする。
そこに集中する。