転職し続けて感じた自分の弱点と強み
病院での作業療法士(6ヶ月)→児童養護施設(4ヶ月)→タクシーの仕事(5日)を今に至る
それらを経て、自分が感じたことをありのままに書く
病院でのOTはなぜ辞めたか
①勉強の内容が難しすぎて理解できない
1高次脳機能障害についてのリハビリ
2身体を良くすることについてのリハビリ
自分のリハに根拠や理解しきれていないまま、リハビリを進めている自分に辛くなっていた
3それを他人に知られるのが怖くなって、いつしか働いている人の顔色を見るようになっていた
4周りの同期が少しずつ成長する中、自分だけ出来ていないことが目立つようになっていた。
5後ろ向きな気持ちで働いていることを知られたくなかった。知られるのが怖かった。
6体のことが理解できている気がしないため。治療行為が自分にはもうできないと感じるようになった。
・対大人に対するプレッシャーが強く、治せないことや説明できないことなど、業務をきちんと遂行できないことや、勉強をしようと前向きになれないことに罪悪感を感じていた。患者に責められても仕方ないと感じ、患者対応も怖くなっていた。
大人は考えを直接伝えないことが多いため、察する力が必要。気を遣うことが苦手、気を遣えているか分からなくなる。敵意を向けられたくない。自分が後ろ向きな気持ちで働いていることを見透かされる気がする。それがとても怖い。自信なく、自分の意見や考えより他人の考えの方が優れていると思う。自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先させてしまう。自分よりも他人の評価に趣を置いてしまいがち。嫌悪感を抱かれたり、敵意を向けられることが恐ろしい。敵意を向けられると自分は生きる価値のない存在のように感じる。誰かに不満を与えてしまうことが怖い。不満を与える存在、自分が迷惑な存在に感じる。全て自分が悪いと感じてしまう。もう辞めるべき存在だと思う。
②プレッシャーが強い
入院されている方の背景などを踏まえ、自分には荷が重すぎると感じるとストレスが大きくなる
自分が良かったところ
①人をよくしてあげたいと言う気持ちはあった。
②利用者の生活を改善したい気持ちはあった。
③実際に勉強をする努力は自分なりにしていた。(ガスト行く、動画を見る、書籍を買う、血圧計を買うなど)
児童養護施設の仕事はなぜ辞めたか
①直属の上司との人間関係がうまくできなかった
なぜ?
・故意にいじめられているような扱いを受けていると感じた
→それにより自分自身を保てなくなっていた、人格が崩壊寸前にまで追い込まれていた
休職後も体制を変更してもらえるような状況ではなかった
②自分に対して自信を失っていた。
上記により、子供と真摯に向き合っているかわからなくなっていた
自分はコミュニケーションが取れない人間だと感じるようになっていた
③職員としての責任の重さにプレッシャーを感じていた
親代わりの仕事なので、子供の緊急の時は必要に応じて守っていかなければならないし
、対応する力も求められる。そこに大きなプレッシャーを感じていた
④子ども対応の難しさを感じている時に、ヘルプが出せる状況にない。出し方や処理の仕方が難しい。
人手が足りない時には、自分で何とかするしかない時があると感じていた。いつでも助けてもらえるわけではないと感じていた。それによる孤立感も感じていた。
自分が良かったところ
①主体的にいろんな場所に遊びにつれていったり、自分から子供にコミュニケーションを取るようにしていた。
②子供とたくさん遊ぶこと自体とても楽しく、充実していると感じることが多かった。
③嫌な先輩にも、自分に悪かったところはないか考えながら行動し、できるだけ誠意を持って積極的にコミュニケーションを取るように努めていた。
タクシーの仕事はなぜ辞めたか
①急いだ乗客や緊急の乗客を乗せていることもあり、失敗できないことやお客さんに
道を聞けるような状況ではない。急いでくださいと焦らされること、それが大きなプレッシャーやストレスになる
②道を間違えた時に、お客さんに責められたり、怒鳴られたりするかもしれないと言う恐怖やプレッシャーになる
③ストレスを感じている時は、頭が働くなくなるため、安全確認や法規走行を無視し、大事故につながったり、免許の取り消し、人を引いてしまう可能性を感じていた。
④道を覚えること自体に大きなストレスがあり、苦手だと感じていた。
自分の良かったところ
①2種免許が取れるまで努力できたこと
②自分の弱みを知れたこと(苦手な人とのコミュニケーションの難しさ、自分が大きな責任を感じる仕事は困難(患者や乗客など、命に関わる仕事)
③お金をいただくことの難しさを感じたこと
自分が当たり前にもらえると思っていたお金は当たり前ではなかったこと。仕事ができないと給料が貰えないこと。むしろ、不注意や事故で誰かに大きな損害を与えてしまう可能性がある。
④ある程度生活ができる以上の給料はそこまで重要ではないこと
仕事内容や仕事の充実感の方が重要であること・プレッシャーやストレスの少なさの方が重要。お金のために自分の感情を無視して働き続けることはできない
自分ができないこと
スピード、仕事の効率性、速さが求められる仕事内容
難しすぎる仕事内容
命や利用者の生活に直結するような仕事内容
難しすぎる人間関係(直属の嫌な上司の言うことを聞き続ける・関係を保ち続ける)
できないと伝えること、相談すること(1人で抱え込みがち、自閉性ある)
嫌だと感じる人と関わり続ける
③自分の長所を知れたこと(先輩や上司、社長から優しいと言われたこと・改めて子供と遊べて楽しかったこと・施設の仕事は充実していると感じることができたこと)
自分ができること
子供と一緒に楽しく遊ぶこと
決められたこと約束をこなす努力をすること、約束を守ること
誰かの役に立ちたいと思うこと
困っている人に手を差し伸べたいと思うこと
自分にとって理解できる範囲で勉強する努力をすること
④人間関係から逃げたいと感じて転職しても、待っているのは新しい人間関係だと言うこと。人と人とのつながりは避けることができない。1人で生きていくことはできない。
⑤人には必ず長所と短所があり、短所よりも長所に目を向けた仕事をすべきこと。(子供と遊ぶことが楽しい、喜んでくれるのは嬉しい、困っている人を可能な範囲で助けてあげたい)また、人それぞれ良い面、悪い面があるので、いい面に目を向けることが大切だということ、それが自分自身を救う考えにもつながること。
⑥全てのストレスから逃れることはできないこと
どこにでも合わない人や苦手な人はいる。ある程度の責任を負わないといけない時がある。そのストレスが自分の限界を超えない範囲で仕事を選ぶ必要がある。
次にやってみたい仕事
放課後デイサービス
もしくは療育センター
発達に課題を抱えて困っている子供に何かできることをして、お金をいただきたい
なぜその仕事がいいと思ったか
ポジティブな理由
・子供と一緒に遊ぶことが好きなので、仕事に活かせるかも知れない
(長所を活かしたい)
・人に優しくなれる人間になりたい。人に優しくありたい。
・困っている人に何かできる範囲で手伝いをしたい。
ネガティブな理由
・業務が命に関わるものではない。失敗が重大な事故に関わることがない
・スピード感が必要だと感じていない(今のところ)
・業務にプレッシャーを感じていない(今のところ)
次に辞めたくなる理由として考えられること
・業務が理解できない。
・業務について相談できる環境だと感じない。もしくは環境にない。
・先輩や上司との関係性が良好に保てない。嫌われていると感じる上司と関わり続けないといけない
・責任の重い仕事を任される、もしくはそう感じる仕事内容である
(できないと生活に関わる、命に関わる
・自分のできる範囲を超えた拘束時間
・苦手に思う子供と何年も関わり続けないといけないこと
・苦手に思う保護者や、クレームに耐えられなくなる
・失敗すると大きな損害を与えてしまう環境
・長い残業、頭を常に使わないと成り立たない仕事内容
・主体的に学ぶ姿勢が保てないことの罪悪感に耐えられない
・嫌な子どもだと思うと勉強が辛くなる
・途中から何のために生きているのか分からなくなる
・望んで就職したはずなのに、自分を犠牲にしている感覚になる
・死ねば全て終わらせられるという気持ちになり、全てどうでも良くなる
・体調もおかしくなり、現実逃避して休職する
・お金のことなんかどうでも良くなり、勢いで退職する
・自分にとってもっと良い職場があると勘違いする