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ラン初心者がびわ湖マラソンに挑戦 その2(練習編)

前回の記事はこちら↓



1.お手並み拝見


ひとまず、エントリーしたはいいものの現時点のランのフィジカルが全く分からず、試しに週末のzwiftイベントの後ランをしてみる。

2023/10/7 の記録

つらい😇

バイクの後だからというのもあるが、何より着地による衝撃がキツい。

筋肉質な体型(身長165cmに対し体重62kg)の私にとって、7年ブランク越しのランは相当なダメージがあった。

オマケに股関節固くて短足ゴリラだから、頑張って速度上げてもストライドは100cmいかないし…

これはタイムを追う以前にフルマラソン完走も怪しいぞ…。


2.バイクトレとの両立

さらに当時はブラックリーグというイベントがあった。

ご存知ない方はこちらを参照ください↓


期間は10月末から2月中旬までの毎週土曜。3時間前後でTSSはざっと200〜300稼げる過酷なこのイベント。

ランニング初心者が、たった半年間足らずのランニング練習で自分史上最高のマラソンパフォーマンスを出すためには、このMARKENイベントに出ずにランニングに注力するという選択肢もあった。


しかし、前年行われたブラックリーグ第1期、そしてMARKEN社の定例的なトレーニングイベントのお陰で相当バイクのフィジカルを上げることができたのも事実。

多忙の中企画運営してくれる社長や社員の方々には恩義を感じており、イベントには参加し盛り上げ、かつ他の社員と切磋琢磨し合うことが自分なりの恩返しだと思った。


ということで、MARKEN社イベントに出つつ、ランニングトレをすることを決心。


3.故障との戦い


そんなこんなで、朝の時間や日常生活で空いた時間を中心にラントレを開始。
メニューは脚作りの為にジョギングがほとんど。

開始月の10月は何とか200km超の走行距離を達成。
しかし、たった1ヶ月で脚作りができたと勘違いした私は、強度の高い練習でアキレス腱を痛めてしまう。

まあバイクで追い込みながらランでも追い込めば故障しますわよね。

アキレス腱炎を引きずり思うように走れない日々が続き、11月は走行距離150kmにも届かず。

「このままだとタイムはサブ4が関の山やなぁ…。」

そう思った矢先、MARKEN社のDiscordでマラソン出場者の自己紹介をする機会があったので、私も自己紹介がてら目標を宣言。

「びわ湖ではサブフォー目標!よろしくお願いします。」

そしたらOKDランニング部長からコメント。

 鬼畜過ぎィ!


部長の叱咤激励(?)もあり、目標をサブスリーに転換し、その後も故障を引きずりながらも何とか練習を続ける。

しかし、1月に関東遠征で重い荷物を背負って歩きまくったのがトドメとなり、遂に足底腱膜とアキレス腱が爆発。まともに歩けない状態にまでなってしまう。

ここで中途半端にケガを治さず練習再開したらびわ湖マラソンDNSを現実味を帯びてくるので、目標をサブ3.5に修正し、思いっきりランを休むことに。

ただ、ペダルを漕ぐ分には痛みは出なかったので、zwiftで心肺を鍛えられたのは不幸中の幸いであった。


4.やっと軌道に


その後ガッツリランを休んで故障を治したこともあり、レースの前月となる2月は痛み無く月間走行316kmを達成。

継続的な走り込み不足で付け焼刃感は半端ないが、ひとまず怪我で走れなかった分を穴埋めすることはできた…かな?

練習開始後からの月間走行距離推移


レースの3週間前には、初めての30km走にトライ。無事狙い通りのペースで完走することができた。

自分にとって30km走は、トレーニング効果よりも達成した事による自己肯定感を付ける効果の方が強かった。

 服装も本番さながらで、いい緊張感で走破できた


長く続いたブラックリーグも皆勤達成。オマケに総合6位という嬉しい形で閉幕。


3月に入ってからはランのボリュームを徐々に抑えて、カフェインも断つ。

レース3日前からカーボローディングを開始。
主に食事に占めるご飯の割合を増やし、おかずは少し減らしてカロリー収支がオーバーしすぎないように心がけた。

それでも筋肉にグリコーゲンと水分が貯蓄されたのか、3日間だけで体重が1.5kgほど増えた。

3月からは大きな緊張感はなくメンタルは安定しており、むしろ早くレースが来て欲しいという気持ちであった。

これは怪我なく30km走を終えられた事が大きかったと思う。

あとマラソンの市民レースは、自転車レースと違って対人でバチバチする必要もなく落車も無い。撃沈しても責任は周りでなく自身にある。

結果が最悪だとしても、受け入れられる心の態勢でいた。


つづく

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