オオカミ展・講演会のチラシ原案
オオカミ展・講演会にご参加ください
三田市フラワータウン「サンフラワー」オオカミ展
2023年11月10日(金)~11月12日(日)9:00~20:00
オオカミ講演会
2023年11月11日(土)13:30~16:00
いずれも入場無料、申し込み不要
【会 場】三田市フラワータウン「サンフラワー」1階
三田市弥生が丘1丁目1-2
講師紹介
「オオカミのいない生態系とオオカミの復活」〈スティーブ・ブラウン氏〉
イエローストーン国立公園公認ガイド。自然生態系講師歴30年以上。マイアミ大学生物学・生態学・哲学専攻、オハイオ州立大学院日本語、日本文学、モンタナ州立大学修士。交換留学生として来日。モンタナ州立大学でイエローストーン生態学・日本史講師。イエローストーンを中心にアラスカからカリフォルニアまで各地の国立公園で自然教育プログラムに従事。会社設立以降34年間4万人以上、学生を教育。日本をはじめ多くの国で野生動物の生態や自然保護管理を講義。一社) 日本オオカミ協会学術会員。
「生き物と農業」〈松下和實氏〉
日出坂せきもりの会代表。化学肥料・農薬不使用の野菜を宅配する「食生活を考える会」の生産者会員。
「オオカミはクマの友達」〈丸山直樹氏〉
農学博士。東京農工大学名誉教授。66年、東京農工大学農学部林学科卒業。専門は、自然保護文化論、野生動物保護学。シカの生態、保護管理の研究の一環として、オオカミの復活を研究。1993年「日本オオカミ協会」設立、会長に就任。対談『たけしの面白科学者図鑑へんな生き物がいっぱい!』(ビートたけし、新潮文庫、2017)、編著書に『オオカミ冤罪の日本史』(インプレス、2020)、『オオカミが日本を救う!』(白水社、2014)、『オオカミを放つ-森・動物・人のよい関係を求めて』(白水社、2007)、『地球はだれのもの?』(岩波書店、1993)など。
主 催:一般社団法人 日本オオカミ協会
協 力:文庫「もりのなか」こどものとしょかん、食生活を考える会
後 援:三田市
三田市フラワータウン「サンフラワー」オオカミ展
オオカミがいない生態系では今?
オオカミを絶滅させてしまった日本では数十年前から全国的にシカ、イノシシ、サル、外来種のキョン、アライグマ、ヌートリアなどが増加し、自然・社会に対して深刻な獣害問題を発生させています。この理由として、温暖化、狩猟の衰退、人口減少、中山間地社会の農林業の衰退などが指摘されています。
これに対して、自然保全、防災、農林業など被害防止技術の開発普及、狩猟 ・駆除の強化、ジビエ普及、立法措置、これらのための年々増加する莫大な財政支出など、様々な獣害対策がとられてきました。しかし期待したような結果は得られていません。
何か重大なことが忘れられています。それは天敵オオカミの大切さと復活に関することです。これに触れることをためらっていたかのような印象があります。今や欧米ではオオカミやカワウソ、ビーバーなどの絶滅動物の復活時代。日本でもトキやコウノトリのような鳥類だけでなく、野生獣類の復活再生に取り組まなければならない時代になったのです。目先の益害 (ましてや誤解による)にこだわっている時代は終わりました。天敵オオカミ復活に取り組み、生態系を守りましよう。
今回のオオカミ展では、日本でのオオカミの絶滅に関する問題をいろいろな視点から紹介し、オオカミに関する誤解・偏見を正し、オオカミの復活実現にとって必要な様々な情報を提供します。
会場アクセス 人と自然の博物館とイオンのあいだ
三田市フラワータウン「サンフラワー」
〒669-1546兵庫県三田市弥生が丘1丁目1−2
神戸電鉄「フラワータウン駅」改札出て右すぐ
神姫バス「フラワータウンセンター」下車
駐車場:フラワータウンパーキングをご利用ください。
一般社団法人 日本オオカミ協会
三田オオカミ展責任者 小宮 yusuqea@gmail.com