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これだけやっておけばいい!PT国家試験対策
私は2018年の理学療法士国家試験に合格し、現在は理学療法士(PT)として勤務しています。
元々は営業の会社で働くサラリーマンでしたが、6年前に一念発起し退職。理学療法士を養成する専門学校に入学しました。
理系の勉強は無縁の人生を送っていた私でしたが、専門学校に入って4年間、何とか勉強を続け、30代にして理学療法士になる事ができました。
決して勉強は得意ではありませんでしたが、国家試験に合格する事ができたので、今回は私なりの国家試験対策に使った参考書を紹介したいと思います。
1)「理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分」電機書院
「理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分」は、その名の通り、理学療法士・作業療法士の国家試験の10年分の過去問が掲載されている本です。問題・解答のみが掲載されており、解説は全くありません。笑
ちなみに、理学療法士国家試験は作業療法士国家試験との共通問題100問と、理学療法士国家試験独自の専門問題100問の、計200問で構成されているため、別紙の「理学療法士国家試験過去問題集 専門問題10年分」とセットで使用していただいた方がいいと思います(当然のことですが)。
ごくシンプルな過去問集です。
やはり国家試験合格の1番の近道は、過去問を解きまくることだと思います。
私は国家試験本番までに、この本で10年分の過去問を5周(もっとかな?)解きました。
最低限このくらい解いておけば過去問の傾向が分かるし、似たような問題が多く出題されるので、まず落ちることはないと思います。
2)「クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説」メディックメディア
こちらも大定番ですね。
「クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説」は、理学療法士の国家試験問題の解説本です。通称「QB」。
過去の国家試験問題を類似問題や同一問題ごとに整理して掲載しているため、問題の傾向を抑えやすくなっています。
また、豊富なイラストや図表を用いているため理解しやすい作りになっています。
私のQBの使い方は、1)で紹介した過去問題集を解いた後、分からなかったり間違えた問題の解説を見るために使ったりしました。
また、苦手な分野の問題の傾向を掴むために類似問題をひたすら反復で解いたりしていました。
まとめノートを作るのは時間がもったいなかったので、重要だと思ったことはQBに直接書き込んで使っていました。
この本のデメリットは分厚くて重いことです。笑
国試前は毎日持ち歩いていたので肩が凝りました。。
3)「PT・OT基礎固めヒント式トレーニング」南江堂
こちらは通称「ヒントレ」。普段の授業の復習から国歌試験対策にも使えるワークドリルです。「基礎医学編」と「臨床医学編」があります。
国歌試験問題をベースに、各分野の解説や図表が書かれており、大事な部分は赤シートで隠せるようになっています。
「ヒントレ」の特徴は、赤字の前に1文字程度の余白があり、そこにヒントとなる文字を書いておくことで赤字を想起しやすくなっている点です。
各章の最後には、国家試験の過去問から類似問題が一問一答形式でまとめて出題されているので、学習の理解を定着させやすい作りになっています。
1年生からでも復習用に使えますので、早めに取り組んでおけば楽に国家試験対策が取り掛かれることと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
国家試験対策は人によって様々だとは思いますが、やはり一番は過去問を解くこと。解きまくること!
これに尽きます。
初めは分からないことだらけでも、解説を見ながら、時に先生や友達にききながらめげずに解き進めていくことで必ず理解度は上がっていきます。
そして自ずと模試の点数は上がっていきます。
PT・OT学生さんたちの、日々の勉強の糧に少しでもなれたら幸いです。