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Leanerエンジニアチームの議論の型
チームで議論するときの型をつくっておくと話をしやすくなる。これまでの経験則と、今のチーム人数(12人)を踏まえて、こんな感じでやってます、という話。
前提(Leanerについて)
Leanerでは事業ごとにプロダクトとプロダクトチームが編成されている
それとは別にエンジニアだけが集まるミーティングが週次である
今回はその週次ミーティングを例にしてるけど、他のミーティングでも同じようにやることが多い
Leanerのエンジニアは全員リモートなので会議もオンラインでやっている
議論の型のポイント
オンライン会議が前提なので音声とテキストを使い分けて議論する
特にテキストは非同期で話を進められるので議論を効率化できる
1. 今困ってることをテキストで書く
困りごと、相談したいことはまずNotionにテキストで書く。
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みんなに共有して意見をもらいたいポイントを整理する
何に困っていて、どうしたいか、というポイントを話しながら当事者と参加メンバーで確認していく
2. みんなに意見をテキストで書いてもらう
その場にいる参加メンバーが自分の意見をテキストでページに追記する
ただの感想でも提案でもなんでもOK
数分間書くための時間を取る
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書いてもらった意見をザッと眺める
時間があれば一人ずつ書いたことを喋って補足する
他の人の意見にコメントがあればNotionのインラインコメントを付ける
3. 論点を整理して議論する
書かれた意見を集約して分類する
分類された結果を見て話すべき論点を洗い出す
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議論する
優先して話すべき論点を取り上げて議論する
タイムキープしながら時間がくるまで話す
結論がでればそのまま解散
でなければ延長戦 or 別途ミーティング調整 or 次回へ持ち越し
この型の嬉しいポイント
A. ミーティングで喋るのは気を遣う
ミーティング中に喋るのは他の人とのかぶりを気にするのでMPを使う
テキストなら他の人と被ることがない
喋ってる時間は参加者みんなの時間を消費してしまうがテキストを書いてる時間は自分の時間を使ってるだけなので気が楽
リモートだとラグがあるため、より発言タイミングのカブりが起こりやすい
B. テキストであることのメリット
ログとしてそのまま残せる
一人一人の意見を取り上げることができる
C. 議論しやすい
議論するためのコンテキストを揃えることができるので効率的に話せる
優先して話すべき議論を決めながら話せるので気が楽
まとめ
議論が必要なミーティングをするときはチームにあった型をつくる(Leanerの場合だとテキストと音声を使い分ける)ことで議論を効率的にできる。
人数が増えるとまた違った型をつくる必要があると思うけど、それでもテキストと音声を場面に応じて使い分けることは重要なポイントだと思う。
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