ギバーとテイカーを、ドラえもんのキャラクターに例えるとこうなる
最近、YouTube動画を見ていて、与える者=ギバーと奪う者=テイカーという言葉を知りました。
多くの動画では、ギバーとテイカーは大きく以下の4種類に分けられると解説をされています。
①与える相手を見極める、選択的ギバー
②ギブとテイクのバランスを取る、マッチャー
③他人から貰う・要求する一方の、テイカー
④他人に与える一方の、ギバー
以上の4つです。
そこから僕は、ここにもう一つ加えて5つに分類できると氣づきました。それが、
①与える相手を見極める、選択的ギバー
②ギブとテイクのバランスを取る、マッチャー
③王様・独裁者気質でテイカー同士でも奪い合う、無差別テイカー
④目上の相手にはゴマをすり、奪えそうな相手のみを狙う、選択的テイカー
⑤誰かれ構わず他人に与える一方の、無差別ギバー
以上の5つです。
ドラえもんのキャラクターに例えると非常に分かりやすく、
①選択的ギバー=ドラえもん
②マッチャー=しずかちゃん
③無差別テイカー=ジャイアン
④選択的テイカー=スネ夫
⑤無差別ギバー=のび太
というように、人生で得をしやすい順番に並べることができます。
ギバーとテイカーの関係性を、子供にも分かりやすく表現した藤子先生はさすが天才です。
かくいう過去の自分ものび太タイプの無差別ギバーだった訳ですがギバーにとって、いや、この5つの中で一番厄介なのはスネ夫タイプの選択的テイカーだと思うのです。
ジャイアンタイプの無差別テイカーは地頭はお世辞にもあまりよくなく、まだ幾分コントロールしやすい所があります。
しかし、スネ夫タイプの選択的テイカーは口が達者で奪えそうなギバーを的確に見抜くずる賢さがあり、表面的な魅力に惹かれてついていく人も多いため、ターゲットにされたギバーは選択的テイカーに上辺だけの話術と上辺だけの取り巻きに攻められ、時間やエネルギーなども搾取されてしまうことでしょう。
ですが、例え今が搾取される一方の無差別ギバーであってもテイカーを見極めることができれば、一気に選択的ギバーに逆転することも可能で、僕自身も無差別ギバーから脱出した一人です。
無差別ギバーから脱出するためのポイントは3つ。
①人間関係や会話の中でモヤモヤすると感じたら、すぐに逃げる。
②ここまでは与えるけど、ここから先は誰にも渡さないと、自己防衛ラインを引く。
③自分を大切にすることが、他人を大切にすることにつながると認識する。
この3つについても詳しくお話ししたいですが、長くなりそうなのでまたの機会に。
短期的に見て成功するのは、
①選択的テイカー
②無差別テイカー
③マッチャー
④選択的ギバー
⑤無差別ギバー
長期的に見て成功するのは、
①選択的ギバー
②無差別ギバー
③マッチャー
④無差別テイカー
⑤選択的テイカー
と言った感じでしょうか?
ちなみに、短期で選択的テイカーを一位にしたのは、他のテイカーを出し抜くずる賢さがあるからで、長期で最下位にしたのはギバーはもちろん、最終的にはテイカー同士からの信用をも失うからです。
そして、無差別ギバーを長期で二位にしたのは、自分次第で選択的ギバーになれる伸び代があるからです。
マッチャーがどちらも三位なのは言うまでもなく、可もなく不可もなくということです。
短期的に見れば成功しているように見えるテイカーですが、奪える物・時間・エネルギーにも限界があり、奪えなくなった時に物・時間・エネルギーを生産することができないテイカーは勝手に自然消滅していきます。
社会に出るということは、物・時間・エネルギーを自分に合った形で、自分なりのやり方で還元していける生産者になるということでは?と、思いました。
自分も今は選択的ギバーを目指している途中ですが、絵・文章・声を還元していける生産者になりたいものです。
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