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所有派か賃貸派かではない、わたしは使用派
持ち家にするか、賃貸住宅に住むか、とよく論争になる。資産形成についての話題は、最近事欠かないほど情報があふれている。
個人から地域に視点を広げてみると、所有することは家を発展させる原動力になりながら、地域づくりに寄与してきたように思う。
先祖から受け継いだ土地があるからこそ、自分の代では粗末にできない気持ちや、後世へ受け渡していきたい気持ちにもつながる。
しかし、途絶えようとしている家、続いていても地域から外へ出て行ってしまった家が増えていくにつれて、拠り所を失っていくようにもみえる。
土地や家を資産価値としてしかみなくなってくれば、地域も今、資産価値があるかどうかという、「今だけ、金だけ、私だけ」というとても薄っぺらい価値基準のようにもみえる。
わたしは使用派!!
もちろん形態としては、所有かもしれないし、賃貸かもしれない。でも、この現代に生きている間に、地域から預かって使わせてもらっている。だから、地域にお返しするかたちにしたい。
これまでも、地域に人材や収益を還元する仕組み、会社づくりを実践してきた。とてもうまくいっているとは思わないけれども、悩みながら、地域にいかに投資して残していくか、試行錯誤している。
新しいお金の流れや人の流れは必要。でも、そう声をあげていくための受け皿の仕組みも必要。とよさとコモンズがその一助となれるように。
「未来にここに住み、暮らしを営んでいく人たちに委ねたい。」と心地よく送り出して受け取れる受け皿を。
「地縁と知縁でのこす共有資産」とよさとコモンズ 構想中!