
「受け止めるだけでいいよね。」と、「受け止めるだけじゃ解決しないよね。」は、いつも平行線。
パーソナルなこと、家族のこと、仕事上のこと、地域のこと、自然からのこと、精神的なことから物質的なことまで、毎日さまざまな悩みや案件がやってくる。
受け止め方もさまざまだ。解決策は相手の中にあるものは、話をすれば解決したり、いっしょにいるだけで和らぐこともある。その場合は受け止めるだけで大丈夫。寝かせる時間を長く共有すれば、おのずと解決することも多い。
機能しているコミュニティは、ひととひとがつながりあうことをうまく活かして受け止め合うを学び合うに変化させておのずと解決する仕組みをもっている。解決といっても課題解決というアプローチではないものである。
一方で、受け止めたあと、引き受けて誰かに渡したり、新たな事を起こしていくという、営んでいく段階が必要なこともある。
こちらは足元のコミュニティの力をいかすだけでなく、外のコミュニティやテーマとつながりながら、どのように課題解決をはかっていくかというアプローチである。
「受け止めるだけでいいよね。」と、「受け止めるだけじゃ解決しないよね。」とは、いつも平行線である。それは、ささいな日常のことから、大きな事業まで、ひととひとの営みがあれば必ずおきるすれ違いのような気がする。
でも、受け止めないとなにもはじまらない、わけです。
受け止められるだけの時間を、余白を、仲間を、地域を、コミュニティを、そこからはじまる力を私は信じたい。堂々巡りする前に、小さなことでも受け止めてみる、拾ってみると、そこには宝物が眠っているかもしれない。
ひとりで受け止められないものは、みんなで受け止める。みんなは難しい!それぞれ認知も、思考も、好みも違う。だからこそ、お互いに心地よくかかわれる場づくりを。
その先「受け止めるだけでは解決しないよね。」に答えていく、人材が集まる仕組みも次のフェーズとして実装したい。
今日はちょっと抽象的な部分を整理してみました。
「未来にここに住み、暮らしを営んでいく人たちに委ねたい。」と心地よく送り出して受け取れる受け皿を。
「地縁と知縁でのこす共有資産」とよさとコモンズ 構想中!