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機能を維持する
人口減少最前線の山村では、ただ闇雲に人口を維持を目指すということではない。急におこなった宅地造成で急に人が増えた地域は同じく急に衰退にむかうのは高度経済成長期にどこにでも見られた苦い経験だと思う。
どうソフトに進めていくのか。知恵が必要だ。
ただ、ある一定の人口密度を割ると、急に保てなくなることもある。教育だったり、福祉だったりはまさにである。
子どもが少なくなっていく中で学校はどうするのか、最後まで住み慣れた家で暮らしたいと思ったとき福祉の在宅サービスが成り立たないくらいまでになったらどうなるのか。 人がある程度いて成り立つものは少なくない。
昨晩は、一般社団法人おいでん・さんそん主催、名古屋大学の高野教授をナビゲーターに「空き家にあかりを研究会」として、釜戸空き家活用・移住推進チームの素敵な話を聞きながら、オフライン・オンライン集まった40名ほどで情報交換をして学び合った。オンラインということもあって全国遠くからの参加もあった。各地域で工夫を凝らしながら取り組みをされている。これからも2ヶ月に1回ほど不定期で研究会を開催予定だ。
後半はグループにわかれて自己紹介やディスカッション、機能を維持するために、外からその時期だけでも人が滞在するという手法の話も出た。山村留学や離島留学、福祉の在宅サービスを維持する人材を確保するために施設運営をするなどだ。
人の流動性も取り入れながら、地域がどっしりと受け継がれていく。ここにいたいと思ったら、居続けてもらうこともできる。そんな仕組みづくりだろうか。
機能を維持することには貪欲に可能性を模索したい。何か今までとは違う手法もきっとあるはずだ。
*写真は、地域密着型デイサービスあんじゃないで、利用者のじいちゃんが拾ってもってきてくれた栗♪ 美味しくみんなのお腹に入りました~
「未来にここに住み、暮らしを営んでいく人たちに委ねたい。」と心地よく送り出して受け取れる受け皿を。
「地縁と知縁でのこす共有資産」とよさとコモンズ 構想中!