<考>いなか暮らしのお役2 #変化を常に#まなびの人生設計図
昨日は、槇本町の環境美化とあわせて自分の集落のしめ縄づくりがかぶっていた。いつもは大祭当日にやるのだけども、都合が悪い人がいて別日になった。
意外と直前になって日程が決まる(笑)
最近は少し事前に決めるようになったけども、2ヶ月前だとまだ早くて、次の常会(月1回集落全戸で集まる寄り合い)で決めようねとなることもある。そして、みんななんとなくそれを想定して予定を組んであり、集まることになる。
移住世帯は、単身または核家族が多いので、お役のかわりがいないのがいつもつらいところ。今回はぼくの予定がつかないので、しめ縄づくりのお役は、5年生の長男を筆頭に、上から3人の子どもたちに任せた。役に立ったかどうかはわからないが、楽しそうに帰ってきた。
次世代に受け渡すのも、受け取るのも役割のひとつなので、子どもたちが参加すること自体に意味があったと思う。
10戸あまりの集落だけども、まだ大しめ縄をなんとななっている。昨年と一昨年は、コロナのこともあり、さぼってつくっていなかったが、なんとか今年は復活できた。よかった。
大しめ縄を毎年つくるのが大儀になってきたので、プラスティックでできた縄をつかった大きな緑色のきれいなしめ縄に徐々にかわってきたところもある。これは毎年交換しなくてもいい。それはそれでありだと思う。
ただ、うちの集落では、常会で、ここで育った稲でつくったしめ縄をなって奉納するからお祭りの意味があるんであって、大きいのができないなら細いのでもいいからちょんとつくっておけばいいんじゃないか。という意見で一致した。そして、なんだかんだ言って、ひとまず今年は大きいのができた。
住む人で決めたことに、どれも正解はないけれども、そんな意思決定に参加できたことは嬉しく思った。