お金に向き合う 通帳をつくるの巻
先日からマイショップをイベントで出店したりしている三兄弟は、お金への関心がムクムクしてきた。
これはいい機会かなと思い、それぞれゆうちょの口座をつくってあげて、ATMの使い方を教える。どう活かすか、どう使うか、どう稼ぐかは、すでにそれぞれ色が出ているのでおもしろい。
自分自身を振り返ってみる。大学生の頃も、起業して卒業して社会に出たときも、お金を稼ぐことに関して、強い嫌悪感を抱いていた。起業したのにね(笑)
稼いで自分の懐に入れる。自信がなかったのかな。自分で自分を評価するということが慣れていなかったのかな。経営者は給料をもらう側ではなくて払う側。とにかくたとえ稼げたとしてもギリギリ以上を(いやギリギリすらも)もらうことへの違和感が拭えなかった。
おかげさまで随分と長く、かすみを食べながら生きていける術を嫁さんとも共有しながら過ごせたのはよかった。まぁ大抵の環境でも生きていける。
旭にきてから色んな仕事をして、自分の給料を最低限ながら固定ながら、あとはどれだけ稼いでも、人と場と道具、地域に、投資していけばいいという自分の懐に入れないスタイルにしてから、気持ちよく仕事ができるようになった。
あとはお金以外で受け取るほうが心地よいという場合もあることの気づいた。ぐるぐるまわって大切なものにかわってやってくる、宇宙貯金は必要なときにおろされる。
さて、我が家の子どもたちはどうやってお金に向き合っていくだろうか。
金融リテラシーを教えることはできなくもないが、必要なタイミングで必要な学びをえられることが大事なので、何か変化が起こりそうなときにそっと声掛けをしてあげよう。
お金に向き合うことは、人生に向き合うことにもつながる。