アデレードの暮らし。世界で最も住みやすい都市?
オーストラリアへの渡航を決めた後は、どの都市を拠点として暮らすか。
いくつか選択基準を思い出し、滞在後にどう感じたかをまとめてみた。
どこか迷っている方がいたら、ひとりの視点として参考にしてもらえると嬉しい。
1.日本人がほどよく少ない。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在する日本人の多くは、おそらくシドニー・メルボルンのような大都市、ケアンズやブリスベンのような観光都市を選ぶだろう。
もちろん、渡航の目的によって都市を選ぶもの。オーストラリアは多様な都市があり、様々な目的を満たすことができると思う。
ぼくの最初の目的は、語学の習得と異文化に触れつつ、現地の暮らしに適応すること。
日本人がほどよく少ない環境に身を置けば、否が応でも英語を使わざるを得ないかなと思った。今思えば、全く話せないのにけっこうなスパルタだ(笑)
※「ほどよく」について…街のメインストリートを歩いていてもほとんど見かけない。通っていた語学学校には20名(全校約200名、たぶん)くらいはいたと思う。
2.世界で最も住みやすい都市という評価
英国のエコノミスト誌による世界で最も住みやすい都市ランキングを目にしたことがある方もいるかもしれない。
安全性、医療、文化・環境、教育、インフラの5項目で順位付けを行っているそう。
下記のリンクは2021年版だが、ぼくが渡航した2014年あたりもランキング上位だった(2022年はコロナの影響により大きく順位を下げたみたい)。
正直、自分の中での住みやすさの定義も曖昧だったため、ピンと来なかったが、毎年評価されているということは、それなりに住みやすいのだろうと思い、好印象だった。
ワーキングホリデーで滞在するのと、長期的に暮らすのでは、また基準が異なるかもしれないが、ひとつの参考にするには良いと思う。
実際に、振返ってみると…
安全性…右も左も分からない外国人である我々からすると、最も重要かもしれない。特に女性は。アデレードでも、中心地からやや離れた所(特に低所得者層の住むエリア)は注意した方が良い。
医療…現地で1年間、健康に過ごすことができたので、実感なし。体調を崩して、日本に一時帰国した女性に会ったことがある。
文化、環境…南半球最大規模の文化祭であるアデレードフリンジがあり、豊かな文化に触れることができる。緑地も多く、環境面も良い。
教育…オーストラリア自体、国策として留学生の受け入れを積極的に進めている。教育のレベルは全体的に高いと考える。通っていた語学学校も多様な国籍の学生がいた。
インフラ…電気・水道・ガスで不自由な思いをしたことはない。強いて言えば、水はとても貴重なため、シャワーの時間は短めを推奨する。交通面では、電車もバスも便数や路線が多く、どこへでも行ける便利さ。
渡航の目的に応じて滞在先を選ぶことが大事だと思うが、オーストラリアは様々な目的を満たしてくれるだろう。
都会的な暮らし、観光や趣味を満喫し、アルバイトに語学に没頭できる、静かな都市でのんびり過ごす、温暖な気候でハツラツと暮らす…、なんでも思いのままに暮らすことができるオーストラリアはワーキングホリデーにピッタリの国です。
中でもアデレードは、静かな都市で文化や自然を満喫してしながらのんびり暮らしたい方にオススメです!
引き続き、滞在したことのある都市や経験談を振り返りながら紹介していきます。
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