無駄に悩んだり、焦ったり。 「あぁ、無駄な時間の使い方だな」 と軽くへこんだり・・。 別に仕事じゃない。 別に私が悪いわけでもない。 悩まなくても、誰も傷つかない。 でも、無駄に悩むことがある。 何のために悩んでいるのか。 ちょっとわかったことがある。 それは多分、自分のためだ。 片付けをしていて、10年以上前にやっていた仕事を見つけた。 当時、クライアントとの打合せでは手にびっしょりと汗をかくくらい緊張していた。 お金持ちになりたかったし、モテたかった。 好きなことをし
昨年の夏くらいから忙しくなり、常に仕事に追われていた。 それはそれで良いこと。そして年末年始もなかった。 ようやく先週くらいに書き仕事や監修仕事などから解放され、その後は事務仕事。事務仕事が終わると、あとは入金を待つ(よっしゃ!)。 で、あらためて仕事の部屋を見渡すと散らかっている。 棚を整理して、いらないものを捨てる。 やたらと電池や電球、そして不要になったUSBケーブルなどが出てきた。 その後、忙しいときに担当したタブロイド版を額に入れ、脚立に登り部屋の壁に飾った。
朝、寝ぼけながら換気扇の下でタバコを吸っていた。 小3息子はすでに登校していて、嫁さんは4歳娘の幼稚園の準備に追われている。 娘:OK!Google お菓子を出して! 嫁:私はGoogleではありません。 ちなみに我が家にはGoogleHomeはない。それどころかPCすらない。 嫁:OK!Google はやく靴下をはいて! 娘:おっけーい! 嫁:OK!Google ハンカチとティッシュは持った? 娘:おっけーい! 普段なら幼稚園の準備のやりとりは、けんか腰になること
土曜日の昼過ぎ、高級リゾートホテルのギフトの広告原稿を書いていた。 伊勢海老に続き、鮑に関する食品ギフトで筆が止まった。 「口に運ぶとほとばしる磯の香り・・。」 ん〜、なんか違う。 そもそも磯の香りを食べ物でよく使うが、相性的にあまりパッとしない。 個人的に、磯の香りは旅記事とかの回想などで使いたい。 と、そんな具合で鮑にあう言葉が見つからず悶えていた。 「大自然の・・。」 「大自然の恵みが・・。」 ん〜、大自然、なに? 恵みが、なに?ん〜・・。 「大自然の恵みが、滋味
田舎は「なにもない」のではなく、「無駄なものがない」のだと思った。 漁村でも農村でも、手入れがされていれる景観は美しい。 それはきっと、日本人が求める「シンプル」という美に通じているから。 なにもないところなんて、ない。 人が暮らす場所には、必ず美しいなにかがある。
英語ペラペラ とある本を読んでいた。 日本人のデザインに関する本だった。 その中で日本人ほど擬音語に長けた民族はいないとのこと。 英語ペラペラ。ペラペーラ。 雨がシトシト。 ピシャッと終わる。 えぐいくらいドロドロ。 今夜もグースカ眠ろう。
小2の息子が「いってきまーす」の声で目が覚めた朝。 寝ぼけながら「いってらっしゃい。気を付けてな」と声をかけた。 会社のヨコに家がある。 そんな田舎の自営あるあるなので、比較的、朝はゆっくりと起きる。 情けないかなまだニコチンに依存している私は、女々しくアイコスを吸っている。 朝の習慣で充電器からアイコスを取りだそうとしたその時・・。 あれ、アイコスのスティックがない・・。 おかしい。吸ったらすぐに充電するので、ないわけがないのだ。 朝のバタバタした時間帯に、
倉庫でのバイトを終えた妻が、家に帰ってきた。 妻は食卓で、カップラーメンをすすっている。 ズルズル、ズルズルと、その音しかしない昼下がり。 田舎は音が少ない。静かだ。 私は昼寝するでもしないでもなく、ソファにゴロンと寝転んでいた。 そして、ズルズルとカップラーメンをすする妻を見ていた。